2019年11月2日土曜日

映画 「シティーハンター 《 新宿プライベート・アイズ 》」

2019年 日本。





《新宿の風景》





今年、なぜか急に始まった『シティーハンター』ブーム。(ブームなのか?)



数十年ぶりに劇場版アニメが作られると、それを追ってフランス版の実写映画も。(実は、こっちに、スッゴク期待している)


で、まずは、この日本の劇場アニメ版『新宿プライベート・アイズ』を観たのだが……。




まぁ、いつもと同じパターンをなぞった、いつもの『シティーハンター』でございました。



『X Y Z』の伝言板の書き込み。(さすがに時代が進歩して、スマホをかざしての書き込みだが)


美女の依頼に、新宿のスイーパー『冴羽リョウ』とパートナーの『槇村香』が動き出す。


「モッコリちゃ~ん!」と飛びかかるリョウに、

「ええい!やめんかぁ~!」と香の巨大ハンマーが降り下ろされる。



そんな二人に、いつものように、喫茶店で働く『海坊主』と『美樹』、警視庁の『冴子』が絡んでくる。



何やかんや、ふざけていても決める時は、カッコよく決めるリョウ。

事件が解決すると、またリョウと香のお互いの気持ちを確認しあって終わりとなる。



でも、それで良いのだ。



原作者の北条司さんも、劇場版アニメに際して、「初めて『シティーハンター』を観る人にも分かるように作ってほしい」との事だったし。



絵柄は、やはり、当時と比べて格段にレベル・アップしているし、令和の『シティーハンター』を楽しみましょう。



ああ、そうそう、北条キャラの『キャッツ・アイ』も助演しているのも嬉しかった。(残念ながら『泪』役の藤田淑子さんがお亡くなりになり、『瞳』役の戸田恵子さんが、『泪』と『瞳』を兼任して演じていたが)



こんな、そんなの『シティーハンター』、平均点、星☆☆☆でございます。