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2021年4月21日水曜日

映画 「ロリ・マドンナ戦争」

1973年 アメリカ。




《ロリ・マドンナ》って何だ?


《ロリコン》?で《マドンナ》って事?


驚くなかれ、これ名前らしい。



「お前が『ロリ・マドンナ』なんだろう?!」


乗り継ぎの為に、人気のないバス停で降りて、次のバスを待っていた『ルーニー』(スーザン・ヒューブリー)は、目の前に停まったおんぼろトラックから降りてきた男二人組に、突然拉致された。


拉致したのは、フェザー家の長男『スラッシュ』(スコット・ウィルソン)と、禿げていてザンバラ髪の気持ち悪そうな弟の『ホーク』(エド・ローター)。


男たちは有無を言わさず、自分達の家までルーニーを連れてきたのだ。



今、ルーニーの目の前にいるのが、男たちの父親で、これまた禿げてる上に、でっぷり肥っていて貫禄充分の『レイバン・フェザー』(ロッド・スタイガー)。


そのレイバンが、こうして威圧的に質問しているのである。


「人違いよ!私は『ルーニー』よ!!役所に電話して問い合わせればいいわ!!」


「嘘だ!!それにうちには電話なんてない!」(どんな家だ!)


ルーニーが見渡せば、今いるこの家もボロボロ朽ち果てた状態で(なるほど…)電話なんてないのも、妙に納得してしまう。


ルーニーを取り囲むように、先程ルーニーを拉致してきた男たち以外にも、何人か同じような年頃の男たちがいて、台所では老けたおばあさんのような容姿の女性もいた。


(あれが母親で、これ、全部がこの人の息子たちなのかしら?)


その中で、一人だけハンサムで、この場に場違いそうな青年の姿がルーニーの目に留まった。


『ザック・フェザー』(ジェフ・ブリッジス)である。


(この人は、なんかマトモそうだわ……)


そんなルーニーの前で、レイバンの執拗な質問は、まだまだ続いており、目の前に手紙が差し出された。


「これはお前が書いた手紙だろう?!」


文面には、ルーディーなる人物に宛てて、「朝、8時のバスで着くわ。《ロリ・マドンナ》より」なんて言葉が書かれていた。


「これは私の筆跡じゃないし、なんなら目の前で書いて見せましょうか?」


「筆跡なんて、いくらでも変えられる!!」



もう、何を言っても聞く耳無しの頑固オヤジ!!

いったい何なの?!この人たち?!


それにしても、私は、この手紙の人物《ロリ・マドンナ》に間違えられて、ここに連れて来られたんだわ……いったい、この《ルーディー》とか、《ロリ・マドンナ》って誰なの?……



そのルーディーとは、フェザー家の近隣に住んでいる《ガットシャル家》の息子だった。


元々、この広大な土地一帯はフェザー家が所有していたモノだったのだが、税金滞納で、その半分を《ガットシャル家》が買い取り、数年前に越してきたのだ。


だが、自ら招いた事とはいえ、それを認めたくないフェザー家の家長レイバンは、「ここから出ていけ!」だの、あくまでも強気な姿勢を崩さない。


ガットシャル家はガットシャル家で、正当な権利として、この土地を買い取ったのだ。


それに文句を言われる筋合いでもなく、いつまでも土地の牧草地を明け渡さないレイバン・フェザーに向かっ腹を立てている。


ガットシャル家の家長である『パップ・ガットシャル』(ロバート・ライアン)や子供たちの怒りも、もはや頂点!(先日、飼ってたブタがフェザーの連中に盗まれたばかりなのだ)



そんな時、息子のルーディーが思いついたのだ。


「俺が、架空の婚約者《ロリ・マドンナ》を創作して、彼女が『バスで会いに来る』なんて嘘の手紙を出すんだ! 

アイツらバカで単細胞だから、こんな罠にも気づかないでノコノコ手紙を盗みにやって来るさ。 

そして誰も来ないバス停で待ち続ければいいんだ!その隙に蒸留所に繋いであるブタを取り返す!」



はたして、ルーディーの予測通りにフェザー家は、ニセの手紙を盗み読むと、おめおめとバス停にやって来た。


ただ、誤算だったのは、誰も降りないはずのバス停に、運悪くルーニーが現れた事だったのだ。



ブタをなんとか一匹だけ取り戻し、ついでにフェザー家の蒸留所をメチャクチャに破壊して、清々した気持ちで帰ってきた息子たちから、勘違いで連れていかれたルーニーの話を聞いたパップ・ガットシャルは青ざめた。


全く関係ない女の子を巻き込んでしまったのだ!


「これは何とかしないと……」


そんな父親の心配をよそに、子供たちは「ほっとけばいいんじゃねぇの~」とノンキに構えている。



そして、蒸留所をメチャクチャにされたフェザー家は、またもやカンカン!


両家の争いは、徐々にヒート・アップしていくのであった………。



映画評論家の町山智浩さんが紹介している、これも《トラウマ映画》の1本である。


このblogでも、《トラウマ映画》のいくつか観てきて、「これは傑作!」ってのもあれば、「これは、DVD化されなくて当たり前だろうなぁ~」なんてのもあり、自分の評価は五分五分。


この『ロリ・マドンナ戦争』にしても、あんまり期待もしていないで、「まぁ、とりあえず観てみるか…」くらいの軽い気持ちでした。



そして、………なんとも「ヘンテコな映画だなぁ~」ってのが率直な感想。



あんまり話としては、救いようもない凄惨な話なんだけど、何度か観てみると、不思議と笑いどころもあるのに気がついたりして………


噛めば噛むほど、味がしてくるようなスルメみたいな映画ってところでしょうか?(この表現もどうなんだろ?)



それに、この映画、けっこう有名どころの俳優たちが出ていて一見の価値はありかも。


ロッド・スタイガー(夜の大捜査線)やらロバート・ライアン(特攻大作戦)やら……


若いジェフ・ブリッジスやらも出てるし、ゲイリー・ビジーなんてのも。(ガットシャル家の息子のひとり)




そんな中で、私が、この映画でも、ひときわ目をひいたのは、エド・ローターなのでした。



エド・ローターといえば、イヤな悪役、汚れ役を専門にやってる俳優なんだけど(チャールズ・ブロンソンの『デス・ハント』もご覧あれ)、この映画では、その汚れ役も群を抜いて強烈なインパクトである。


禿げてるだけでもインパクト大なのに、残ってる後ろ毛は、ザンバラ縮れ状態。


痩せてガリガリで、肉がなくて細い足。


これじゃ、見た目、《エガちゃん》じゃないですか!!(笑)



こんなエガちゃんじゃない!エド・ローターはキモさも大爆発。



妄想がいっぱいに膨らむと、頭の中に人々の声援や喝采の声が聴こえてきて、蒸留所でブタ相手に、ひとりコンサート。(キモ~)


素っ裸になると、女モノのブラジャーをつけて、ショーツを穿いて、おてもやんの化粧をやりだす『ホーク』(エド・ローター)。(オエ~)



そこへ通りかかった兄の『スラッシュ』(スコット・ウィルソン)とふざけあうと、その格好のまま、二人抱き合って、グルグル転げまわる。(何?この絵面………もう、書きながら自分でも段々気持ち悪くなってきた (笑) )



そんな場所へ、ガットシャル家の末娘『シスター・E』(ジョーン・グッドフェロー)が、運悪く現れた。


二人の野獣の本能はメラメラで、二人がかりで襲いかかってくる。


「イャアーーーッ!!」


だが、押さえつけながらのスラッシュのキスを段々、自ら、せがむように受け入れてしまうシスター・E。(?)



そんな二人に、「俺も」とばかりに、ホークが覆い被さろうとした瞬間、


「イャアーーーッ!!『あなただけは』絶対にイャアーーーッ!!」


と大絶叫するシスター・Eなのだった。




……………………《イケ面》ならよくても《キモ面》はお断り。(このシーンに複雑な女心をかい間見てしまう私である)



結果、娘を傷物にされたパップ・ガットシャルの怒りは猛烈になり、この後は、両家が血で血を洗うような凄惨な抗争に発展していくんだけど ………


こんな中で、『ルーニー』と『ザック』(ジェフ・ブリッジス)は相思相愛になる展開もあるのだが、観終わってみれば、エド・ローターの《キモさ》だけが印象的に残る映画。



これをトラウマと呼ぶのなら、ある意味、本当にトラウマかも (笑) 。


今回は星での評価はご勘弁を。


これを誰にでもオススメしていいものやら……。


《キモさ》の扉の奥を、少しだけ覗いてみたい方は、ご覧あれ。(ただし責任は持てませんけど (笑) )


お粗末さま!


2020年9月19日土曜日

映画 「白と黒のナイフ」

1985年 アメリカ。






原題は『 Jagged Edge 』、訳すと『ギザギザのエッジ』。

狩猟用ナイフの刃のギザギザ部分?(ん?)





夜半、海沿いに建てられた豪華な邸宅で、メイドが殺され、夫人『ペイジ・フォレスター』がナイフで滅多刺しにされて殺された。


そして、その夫『ジャック・フォレスター』(ジェフ・ブリッジス)はというと………自身も玄関先で、鈍器で頭を殴られるが、ほぼ軽傷。


一人、命をとりとめて助かったのだ。




(おかしい……)

地方検事『トーマス・クラズニー』(ピーター・コヨーテ)は、ジャック・フォレスターに疑念を持ち、部下に命じて徹底的に調べあげさせる。



大手の出版社、サンフランシスコ・タイムズの社長におさまっているジャックだったが、殺された妻ペイジの父親が大金持ちの出版王で、結婚と同時にその地位を得ていた。


オマケに資産家の妻が死んだ今、ジャックには莫大な財産が転がりこんでくる。


そして、ジャックの会社のロッカールームに、狩猟用のナイフがあったという目撃証言までとびだしてきたのだ。



もはや決定的!



「ジャック・フォレスター、君を逮捕する!」

「俺は妻を殺していない!」

地方検事クラズニーの言葉に叫ぶジャック。




ジャックの裁判の為に弁護士『テディ・バーンズ』(グレン・クローズ)が選出されるが……


「私は、もう刑事事件を扱いたくないの!」

と、あまり乗り気ではない。




夫と別れ、二人の子供を育てながら弁護士を続けているシングル・マザーのテディ。

テディは、以前、裁判で救えなかった無実の被告に対して、ずっと後ろめたさみたいなトラウマを抱えていたのだ。


そんな被告が、最近、獄中で自殺した話を聞き、地方検事クラズニーに挑発されると、テディの気持ちにも微妙に変化が表れる。



昔なじみの私立探偵『サム』(ロバート・ロッジア)に相談するも、「そんな事件なんてクソ喰らえだ!」と罵倒されるテディ。(でも、このサム、テディの頼みとあらば憎まれ口を言いながらも、渋々協力してしまう人の良いオジサン)


かくして、毒舌サムの協力を得て、ジャック・フォレスターの事件を引き受けたテディ。



そうして、容疑者ジャックに謁見すると …………






久しぶりに観た『白と黒のナイフ』。





若い~!グレン・クローズが!!(当たり前なんだけど)


そして、この映画のグレン・クローズは、格別に美人で可愛らしいのだ♥。





後の、恐ろしい迫力で圧倒する『危険な情事』や『ダメージ』などとは、まるで違う、180度真逆のイメージ。

恐ろしいグレン・クローズしか知らない人は、この映画を1度は観た方がいい。



こんな優しい顔をするグレン・クローズなんて貴重すぎるくらい貴重なんですから。





被告と弁護人の垣根をこえて、どんどんジャックに惹かれていくテディ。(なんせジェフ・ブリッジスが、惚れ惚れするくらいカッコイイもんね)



乗馬を楽しみ、スカッシュで汗をながして、そのまま二人はベッドへ……(あらあら)



「仕事は仕事、恋愛は恋愛!」なんて上手に線引きも出来ないテディは、本当に、か弱い一人の女性。



ジャックとの関係を続けながらも、一方ではジャックの弁護士として裁判に臨んでいく。


でも、裁判が進めば、どんどん明るみになっていくジャックの過去の浮気や不貞。



裁判所では気丈に耐えながらも、終わって一人になると、(ウルウル)涙を流してしまうテディ。(『だって女の子だもん、涙が出ちゃう~』アタックNo.1のセリフが浮かんでしまうワタクシ)




もう、こんな乙女チックなグレン・クローズなんですから、今現在とのギャップに、初めてこの映画を観た人は、ビックリするはずである。





サスペンス要素はあっても、こんな繊細で脆い女心を描いた傑作『白と黒のナイフ』。




監督は、最初に、あのブライアン・デ・パルマの名前が挙がっていたらしいが彼にならなくて本当によかった。(監督は『針の眼』のリチャード・マーカンド)





ストーリーは、よくある展開とは分かっていても、丁寧に描いていて好感がもてる。


そして、なにより、若くて可愛い気のあるグレン・クローズを愛でて楽しむ映画なのだ、これは!





映画のラスト、私立探偵サムの言葉がピシッ!と締めてくれて、また心地いい。

「忘れてしまえ、あんなクソ男!」



こんな優しい響きの毒舌もあるのだ。

星☆☆☆☆。

※ピーター・コヨーテ、最近観ないなぁ~。生きてる?(笑)

2019年7月12日金曜日

映画 「ホテル・エルロワイヤル」

2018年 アメリカ。






時は1969年……



ネバダ州とカリフォルニア州の境界線をまたぐように、平屋のコテージを繋げて建てられた不思議なホテル、《エルロワイヤル》。



一台の車が駐車場に停まると、そこからは、黒人の女性『ダーリーン』(シンシア・エリヴォ)が降りてきた。


大きな荷物を抱えて歩くダーリーンの目の前には、年老いた神父の姿が見えた。



「どうしたんですか?道にでも迷ったの?」


ダーリーンが声をかけると、神父の『ダニエル・フリン』(ジェフ・ブリッジス)は、振り返り、にこやかに笑った。


「いや、迷ってないよ。ところで、こっちはネバダだ、何だか雨が降りそうだな。そっちのカリフォルニアはどうだい?」


「カリフォルニアはまだ晴れているわ」


すぐそばで、向かい合わせに立った二人。

その間を境界線の赤い線が、延々、伸びるように引いてあるのだ。



ダーリーンもフリン神父も、何だかおかしくなって、お互いに笑いあった。



二人がホテルに入っていくと、玄関の中までも、ネバダとカリフォルニアを分ける線は続いている。


ホールに人の姿はない。

その時、バーのカウンター下から一人の男が立ち上がった。


「私が一番乗りだ!」


セールスマンを名乗る『ララミー』(ジョン・ハム)は、客として来ているのに、無人のホールをいいことに、勝手にコーヒーを淹れてフリン神父とダーリーンに強引に押し付けた。


どこか調子のよさそうなララミーは、一人でベラベラと喋りまくっている。


ダーリーンは無視して、フロント室のドアを叩いた。


フロント室から、制服を慌てて着込みながら、若い男が飛び出てきた。


「も、申し訳ございません…」

ちょっとオドオドした、その男は『マイルズ・ミラー』(ルイス・プルマン)。



このホテルには、このマイルズしかいないのだ。


清掃もフロント係も、全てこのマイルズがひとりで請け負っている。(食事はサンドイッチなどの自販機が備え付けられている)


「あ、あの、その、チェックインのサインを……」

相変わらず、オドオドした様子で宿帳を取り出すマイルズに、ダーリーンはサインした。


「1号室は私だぞ!私が一番乗りだったんだからな!」とララミーが、遠くで叫んでいる。


しばらく悩んだダーリーンは、「いいわ、私は5号室でも…」と選んだ。

フリン神父には4号室を。




その後、また別の客が玄関ホールに、ズカズカ入ってきた。

若いサングラスをかけた女だ。

女はララミーをチラッと見ると、フロントのマイルズのそばまで一目散にやって来た。


「チェックインをお願い」


すると、また遠くで「1号室は私だぞ!」とララミーのウザイ声が響き渡った。


「じゃ、壁沿いの部屋ならどこでもいいわよ」


女『エミリー』(ダコタ・ジョンソン)は、宿帳には、サラサラと「クソッタレ!」とだけ書きなぐった。




全員がチェックインを済ませ、各部屋へと引き上げていく。


外は暗雲がせまり、ポツリポツリと降りだした雨は、やがて勢いを増していく。


州の境界線の間に建つ閑散としたホテルには、こんな風に客がやってくるのも、稀なのに今日に限ってはどうしたことか。


いきなりの続々の来訪者たち。


だが、彼らの抱えている事情は複雑で、やがて《エルロワイヤル》では、惨劇の夜がはじまるのである………。





年齢も素性も違う人々が集まり事件が起こる……この手の映画を久しぶりに見かけると、おおいに期待してしまう。



そして自分は気に入った。

中々、面白いじゃないですか。



ジェフ・ブリッジスは老いても、尚もいい味をだしているし、他にも感心したのは無名の俳優たち。




黒人女性ダーリーンを演じるシンシア・エリヴォ


ダーリーンの職業が歌手なので、当たり前の事なのだが、歌が強烈にウマイ!



透き通るような歌声。


そして、この人の、何だかずっと潤んだ瞳で、半分泣きだしそうな……自信なさげな雰囲気は何なんだろう………。



とにかく、近年の荒々しく闘う勇ましい、常に男と張り合ってばかりいるハリウッド女性とは正反対。


真逆のキャラクターで印象に残ってしまった。


シンシア・エリヴォ………忘れないで覚えておこうと思う。




それと、フロント係のマイルズ・ミラー役のルイス・プルマンもだ。


この人のオドオドした演技も堂にいっているが、でも後半で………おっと!、これも詳しくは語ってしまいたくはない。


とにかく、この人の演技も印象的だった。

ルイス・プルマンは、この後、あの『トップガン2』の出演が控えているらしい。


この人も、今後注目の若手になるに違いないだろう。




ホテルにそれぞれ集まった人々も魅力的だが、謎のカラクリ通路なんてのもあって、それだけでワクワクする。



そんな中に、新たにやってくる粗暴な男……『ビリー』(クリス・ヘムズワース)。(こっからが怒濤の展開が待ち受ける)




142分は、長いかなぁ~と思っていたが、そんな事、気にならないくらいだった。



近年のハリウッド映画にしては、珍しく及第点を越えたかな。


星☆☆☆。


※監督は、ドリューゴダードという人。この映画では、監督はもとより制作と脚本も手がけている天才肌。

そして、このゴダードは、J・J・エイブラムスの下で、テレビシリーズ『エイリアス』や『LOST』の脚本も書いていたのだ。


………どうりでお話がよくできてる。


脚本が書ける監督の映画は、「まず成功する」というのが、自分の考えである。

これからの活躍に、おおいに期待したい。