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2022年12月4日日曜日

ドラマ 「プロハンター」

 1981年 4月〜9月(全25話)





横浜にある古ぼけた中層ビル。


1階では『三枝ユミ』(名取裕子)が喫茶店兼フラワー・ショップを営み、その2階に《M&R探偵事務所》は存在する。


《M》は『水原淳』(藤竜也)の《M》。

《R》は『竜崎駿介』(草刈正雄)の《R》。



愛犬家(?)の二人は、今日も二人のパトロンである『橘礼子』(小川真由美)が持ち込んできた難事件、珍事件に命知らずで勇猛果敢に挑んでいく ………



お話を要約すると毎回こんな感じか。


つい最近、始まった『プロハンター』を懐かしく観て、ひとり楽しんでいる。



やっぱり、この時代のドラマは格別面白いや。



探偵が普通に銃をぶっ放したり、足首に隠したナイフを投げたり。


敵と殴り、殴られの攻防戦。

町中を迫力あるカーチェイスで駆け巡ったりもするし、車はメチャクチャ壊れる。


時には車ごと海に落ちたりもするし、爆破なんてのも、もちろん有り。


とにかく1時間のドラマの中で「コレでもか!」っていうくらい、贅沢で飽きさせない仕掛けがジャンジャン織り込まれているのだ。



エッ?


《探偵が銃をぶっ放す》なんて、現実では有り得ない?

《町中を車でカーチェイス》なんて危険きわまりないし危ないだろう?!



そんなのは重々承知。

でも、コレはあくまでも《フィクション》。


お芝居の中の《有り得ない話》と割り切って楽しもうじゃございませんか?(こんなのを素直に楽しめない輩は、クソ面白くない現代ドラマで満足してればよろし)



それにしても、この草刈正雄足の長さは何なんなのだぁー!(笑)(同性ながら、かなりコンプレックスを感じてしまうなぁ~)


元々、アメリカ人の父親とのハーフとして生まれた草刈正雄はスタイル抜群。

モデルからスタートして芸能界入りしている。


顔もイケメンの部類に入るのか、当時としては物珍しくて、《イケメン》=《草刈正雄》って代名詞になっていたほどだった。(世の女性たちは「キャ~!キャ~!」)


ただ、若い頃のバタ臭い顔は、あんまり好みじゃない。(演技やセリフまわしもやっとこさ。この時はあんまり上手くないかも)


本人もあんまり自分の顔を気に入っていなかったらしく、どちらかというと勝野洋のような日本人顔に憧れていたそうな。(キャシー中島の旦那さんね)


この人は歳を取るごとに、顔も演技も段々と良くなっていったような気がする。(イケオジになった今の方が私は好きである)



一方、藤竜也は、この時からダダ漏れるほどの男の色気を放っていて、同性から見ても、ひときわ「カッコイイなぁ~!」と思ってしまう。(なんなんじゃ、この人は!)



つい最近、斉藤由貴南野陽子浅香唯が出揃って《スケバン刑事》や《80年代のヒット・ソング》を語り合うバラエティーを観た。



その時、南野陽子が何かの話の流れから、

藤竜也さん、カッコイイと思ってましたと言ったら最後、斉藤由貴がすぐに食いついてきて、話にノッてきた。


私もカッコイイと思ってます。カッコイイ〜ですよねぇ~♥️なんて言いながら、目の色を変える斉藤由貴。


二人は男の趣味が合致したのか、キャッ、キャッ!(浅香唯は二人と趣味が合わないのか、一人黙っていた(笑))


こんな風に大半の女性たちは、藤竜也にメロメロになってしまうのだ。



男でも、稀に魔性のフェロモンをふりまき続けている人がいるが、藤竜也がまさにソレ!

同性としては羨ましい限りである。(こんな風に生まれたかったよ(笑))



こんな草刈正雄藤竜也を手玉にとって、愛嬌を振りまきながら、安い報酬料で散々こき使う『橘礼子』(小川真由美)は、まるでヤッターマンのドロンジョ様のよう。(絶対!ドロンジョ様のモデルって小川真由美さんでしょ?←(昔から勝手にそう思ってます))




「今回の報酬よ」

と言いながら、にっこり笑って、雀の涙程度の札束が入った封筒を差し出す礼子。


(あんだけ死にものくるいの想いをしたのに~ …… )と思ってても悪態や文句も言わない二人は、黙って報酬を受け取る。(トホホ …… )


礼子のアッケラカンとした笑顔には、どうあがいても勝てない事を知っているのだ。(小川真由美さんこそ、最大級の魔性なのかもね(笑))



ドラマは、元怪盗で身軽な柴田恭兵がたまに助っ人で現れたり、横浜署の刑事・宍戸錠小林稔侍が呼ばれもしないのに絡んでくる。(少々ウザいけど、そこはご愛嬌)


毎回変わるゲスト俳優さんも楽しみの一つである。(「あっ!こんな人が出てたんだ!」って見つけるのも、また楽しい)



一話完結ゆえ、どっから観始めても分かりやすいし、きっと面白いはず。(EDで流れる、クリエーションが歌う『ロンリー・ハート』も隠れた名曲である♪)


オススメしとく💣

星☆☆☆☆。


2021年3月16日火曜日

ドラマ 「裏刑事 ーURADEKAー」

1992年4~6月。




主人公は警視庁捜査一課の警部『佐々木武夫』。


そんな武夫に「これでもか!これでもか!」と襲いかかってくる、連続悲劇の物語である。



武夫の悲劇 ①

麻薬密輸の捜査中に、暴力団の放った凶弾に何発も撃たれる。(奇跡的に、なんとか命をとりとめるけど。でも普通なら死んでるよな?これ?!)



武夫の悲劇 ②

その後、武夫の銃が、暴力団によって勝手に使われてしまい、関係のない相手を射殺してしまう。



武夫の悲劇 ③

結果、武夫が殺したとして《誤射殺》扱い。(これ、この人のせい?)



武夫の悲劇 ④

命はとりとめたものの、この武夫の処分をどうすればいいか?


警察の上層部は「ん~ん……」と頭を悩ませて、「ええい!もう、死んだ事にしてしまえ!」と勝手に殉職扱い。(ろくな捜査もしないで、酷すぎる上層部)



武夫の悲劇 ⑤

その後、本人には内緒で、勝手に整形手術で顔を変えてしまい、心臓には遠隔操作でいつでも止める事が出来るという特殊な《ペースメーカー》を入れられてしまう。(もはや人権無視もいいところ)



武夫の悲劇 ⑥

「君は今日から《岩城丈二》と名乗り、発足した超法規委員会の為に働いてもらう!断った時は容赦なく心臓に入れたペースメーカーのスイッチを切らせてもらう。分かったな?!」と、アコギな脅しをする上層部。(これでも警察なの?)


非合法なやり方で、『悪を裁く』という、『超法規委員会』(闇の組織)の為に、無理矢理に働く事になった武夫。


こうして生まれ変わった佐々木武夫は『岩城丈二』(藤竜也)と名乗り、《裏刑事》を襲名するのであった……。




真面目なドラマとは、とても思えないほど、ハチャメチャな主人公の設定である。


まぁ、昔は、こんな風な刑事ドラマなんてのが数多く作られていたのだけど。(だからこそ、テレビが面白かった)



こんな悲劇まみれの主人公、

「さぞや、毎日が悲壮感でいっぱい。苦渋に満ちた顔をして、与えられる任務を嫌々遂行しなければならないんだろうなぁ~ ………」と観た事がない人は、想像するはず。


でも、全くそんな風にはならないので、ご安心を。



それは、演じるのが藤竜也だから。



ストイックにバーベルなんて持ち上げながら身体を黙々と鍛える『岩城丈二』(藤竜也)。


整形した顔は顔で、中々気に入っているようである。(そりゃ、そうだろうよ)


たま~に心臓の診察をする組織の女医『長谷香織』(財前直見)を口説いたりする余裕もある。


その香織なんて、丈二に対しては、


「あなたは私の作り上げた最高傑作よ」と、まるで人間扱いしないのだけど。(それでも飄々としていて、暇があれば口説き続ける藤竜也)



裏刑事仲間には、岩城をサポートする、西村和彦山田雅人もいる。(この人たちの印象が薄くて、記憶が、ややボンヤリ。お色気担当の小林小夜子って人もいたっけ)


他の助っ人では、武夫の昔の知り合いで変わり者の『三枝(さえぐさ)』(近藤正臣)なんてのもいたりする。(ギャラの分だけしか働かない図々しい奴。「俺の仕事はここまで…」と言って、平気で途中退散する)


三枝の特技がカード・マジックで、トランプの達人。指に挟んだトランプを華麗に投げてもみせる。(お前は『キャッツ・アイ』か? (笑) )



そして、そんな裏刑事に、組織の指令を伝えるのがクールな美女『芹沢雅子』(戸川京子)なのだ。(ソバージュ・ヘアーの戸川京子を、今見ると、「あ~!バブリーな平成らしい髪形」と思っちゃう)



こんな面々が揃って、毎回毎回、非道な限りを尽くす犯罪者たちを成敗していく。


平成版仕事人みたいなのが、ドラマ『裏刑事』なのである。



なんで、今更、こんなマニアックなドラマを取りあげてみたのか?というと、ここ最近CMで流れている映画の宣伝をみて、突然、このドラマことを思い出したのだ。



藤原竜也と竹内涼真の『太陽は動かない』。


「心臓に爆弾を埋め込まれたエージェントが、組織の命令で繰り広げる大アクション映画」なんていう、(大袈裟な)謳い文句。



爆弾とペースメーカーの違いはあれど、何となく、この『裏刑事』に似かよった設定である。


オマケに、《藤原竜也》=《藤竜也》……名前も一字違いの二人。


いやがおうにも、この『裏刑事』を連想してしまうというものだ。



ただ、藤原竜也よりは、《渋さ》や《ダンディーさ》で、自分なら『裏刑事』の藤竜也さんの方に、なんとなく肩入れしてしまうかな~。(なんせオッサンなんで)



それにしても、こんな《渋い》雰囲気を漂わす俳優も、めっきり見なくなった。


これ、DVD化してくれないだろか?


毎回、ターゲットが変わる度に、『岩城丈二』(藤竜也)が、組織から渡される銃も、その都度変わるので、こんな所もワクワクさせて、面白いドラマでした。


星☆☆☆☆。


2019年9月2日月曜日

映画 「海猿」

2004年 日本。






『仙崎大輔』(伊藤英明)は、数十人の仲間たちと一緒に、潜水士になるために、海上保安庁の訓練学校に入った。


過酷な訓練は、身が千切れるような辛さで脱落していく者も少なくない。

海上保安官の中でも、潜水士になれるのは、わずか1%。



その1%に食い込もうと、毎日もがき苦しむ訓練生たちなのだった。





今日も、鬼教官である『源』(藤竜也)の激がとぶ。



「後、●秒……」



プールの中で、重りを抱きながら、皆が必死に息を止めて、潜水している中、一人が我慢できずに浮き上がってきた。



「ヒィー!、ハァ、ハァ、ハァ……」

小柄な体格の工藤(伊藤淳史)である。


なんとか訓練に参加しているも、ついていくのが、やっとの工藤。



(何であんな奴が潜水士を目指すんだ?)


(あいつとだけは、バディを組みたくない)



口に出さなくても、訓練生たちの腹の中は、皆、同じだった。



そんな時、源から、バディを組むペアが発表される。

「仙崎と工藤!」


えー!こいつとかよ?!



ガッカリする仙崎だったが、工藤に「ヨロシク」と言われると、「あぁ、お互い頑張ろうぜ!」なんて言葉で応えるのだった ……






8月も終わって、ちと時期はずれだと思ったが、あの『海猿』である。


これは劇場版、第1作目。


フジテレビが、漫画『海猿』の実写化にのりだし、これが思いの外、大当たりした。


劇場版が終わると、テレビドラマが作られ、その後も、2作目、3作目、4作目と劇場版が作られていく。




もはや、作れば、作るほどヒットするという、フジテレビにとってはドル箱コンテンツ。




でも、でも、世間が熱狂すればするほど、ひとり冷めていくのが、私、双子座の天の邪鬼な性格。


全盛期に、まったく観ておりませんでした(笑)。





原作者との摩擦で、シリーズが終わるのを見届けた時、

「あぁ、それじゃ観てみようかな……」と。(本当に天の邪鬼な性格でスイマセン)



で、劇場1作目を観たのだが、………


うん、なかなか面白いじゃないですか。(既に観ている方々は、「それ見た事か!」と思ってるでしょうね)



良くできた青春映画に仕上がっておりました。




あんまり、個人的には、そこまで好きじゃない伊藤英明だが、この映画の為に肉体改造しただけあって、潜水士の訓練シーンや、実際の海での潜水など見応えたっぷり。



プールの水の中に、アスレチックを作って、それを潜り抜けたり、網の下を抜けて、タイムを競う訓練なんて、下手すれば死んでしまうくらい過酷な撮影。



「へぇ~」、「ほぉ~」、なんて言いながら、いちいち感心してしまいました。



他の俳優さんたちも、過酷な撮影を、良く頑張ってらっしゃるし。




でも訓練生たちも、訓練だけに明け暮れる日々だけじゃ物足りない。

だって、みんな、まだまだ若いんだもんね。(笑)


恋だってしたいじゃん!、っていうので伊藤英明のお相手が、加藤あい






加藤あいも、可愛かった!





この映画を、今更ながら観てみようと思ったのは、あの、藤竜也が出ていたから。


ピリリとした緊張感の鬼教官を演じていて、やはり流石。



この人の存在が、現場の空気を締めてくれているのが、観ていても分かります。(出演は、この1作目だけなのが残念)



こりゃ、ヒットするわ。



何にしても食わず嫌いは、いけませんね。(笑)


でも、この手の青春映画って、観ながら、どうにも気恥ずかしくなってくる。

なんでだろ~。


星☆☆☆☆です。