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2025年5月11日日曜日

ドラマ 「宇宙刑事シャイダー」

 1984年3月〜1985年3月。





宇宙刑事シリーズ』の3作目『宇宙刑事シャイダー』は青のコンバットスーツ。

全身青かと思いきや、手足はシルバーである。(これは全身青にしてしまうと、青色が暗闇で沈んで分かりにくくなる為だそうだ)

『シャイダー』の名前は、アメリカの俳優 ロイ・シャイダーから取られている。


でも、白状すると、この『シャイダー』に至っては、あまり観ていない。


『シャイダー』役の人が(んん~ …… )な感じで、何となく視聴が遠のいてしまったのだ。



なんせ、この80年代でも、現在でも流行らないようなダサい、73分けの髪形ですもん!(ヒーローというよりサラリーマン?こんな髪形、中井貴一だけで沢山である(笑))


オマケに、この人は《J・A・C》出身じゃない。

この『円谷 浩(つぶらや ひろし)』さんは、特撮の名門《円谷プロ》の御曹司なのだ。


突然「俳優になりたい!」と思いたち、シャイダーのオーディションに合格したのだという。


それゆえに、下地の無い、この人のアクション・シーンは、(頑張ってはいるんだろうけど)なぜか物足りなさを感じてしまった。(まぁ、前任の二人が、あまりにも凄すぎたんだけどね)



代わりに凄かったのが相棒のヒロイン『アニー』(森永奈緒美)の パンチラ😍 アクション!





偶然とも思えない、まるで確信犯的にやっているような ……




こんなアングルなんて、絶対に狙っているだろ!(笑)



たまにテレビをつけてみれば、やっぱり演ってる《アニーのパンチラ・アクション》…… 『宇宙刑事シャイダー』の印象は、ほぼ、これしか頭に残っていない。(内容なんて覚えているものですか)


この森永奈緒美さんは《J・A・C》出身で、当時パンチラばかりに気をとられていたが、さすがにアクションは、様(さま)になっていた。(野暮ったい主人公とは大違い)



それにしても、(『シャリバン』の渡 洋史(わたり ひろし)さんと、この『シャイダー』の森永奈緒美さんがペアを組んでいたら良かったのに …… )



そう思っていたら、5作目の『スピルバン』で、二人はとっくに共演していたのでした。(私、この『シャイダー』以降のシリーズ、離脱していて、全く観ていないのだ)



なんにせよ、こんな『アニー』(森永奈緒美)の頑張りと、最終回は、キャバン大葉健二、シャリバン渡 洋史)まで駆けつけてくれて、数年続いた《宇宙刑事シリーズ》は、ひとまず大団円を迎える。(この後もメタルヒーロー・シリーズは続いてゆくのだが …… )



終わり良ければ全て良し!である。




※《蛇足》…… この後、シャイダー役の円谷浩さんは、37歳の若さでお亡くなりになっていた。


シャイダー終了後、彼は現代劇に出演しながらも《時代劇》に活路を見いだそうとしていたのだそうだ。


暴れん坊将軍》、《水戸黄門》、《遠山の金さん》などなど ……


なにかで聞いた事があるが《時代劇》の現場は出演者もスタッフたちも《酒豪》の猛者(もさ)だらけ。(特に松方弘樹さんなんてのは、今でも語り草になるくらい凄かったらしいのだ)


真冬で夜間の時代劇撮影なんてのは地獄。

ドラム缶に火🔥を炊いて暖をとりながらも、皆がガタガタ震えながら長時間の拘束に耐えている。

そんな時は合間合間で皆が呑んでる。


若手の彼は、それを上手く断れなかったのかもしれない。(呑みたくなくても先輩たちに勧められれば断れまい)


まだ若かった円谷浩さんの死因は、肝機能障害からの《肝不全》だった。



芸能人を続けていくのも難しい …… 生真面目過ぎてもダメ!でも、努力もせず不真面目なのもダメ!


その、さじ加減が上手い人だけが残ってゆく過酷な世界なのだ。



当時、パンチラしか観てなかった私。

機会があれば『シャイダー』もちゃんと観てみようかな~。(合掌)

《おしまい》




2025年5月9日金曜日

ドラマ 「宇宙刑事シャリバン」

 1983年3月〜1984年2月。





実は『宇宙刑事シリーズ』では『シャリバン』が一番好き!(串田アキラさんが歌いあげるOP、EDも最高!)


それにしても(『シャリバン』なんて名前の俳優いたっけ?)と思ってたら、太陽の『(サン)シャイン』とギャバンの『バン』を掛け合わせた、単なる造語でございました。


ゆえにシャリバンの姿は真っ赤なメタルのコンバットスーツ。

変身の掛け声は『赤射!(せきしゃ)』である。



主演に選ばれたのは、全く無名でいて、この当時19歳くらいだった『渡 洋史(わたり ひろし)』さん。

この人も、千葉真一に憧れて《J・A・C》で、付き人や下積み修行をしていた人だった。


第二弾『シャリバン』は、早い段階から企画が進められていた。


『ギャバン』終了間際、森林パトロール隊員『伊賀 電(いが でん)』(渡 洋史)は、顔見せとして、もう登場している。


あまりにも自然や動物を愛するがゆえに、カッ!となったら手が付けられない性格。

森でたまたま出会った『ギャバン』(大葉健二)を《森林荒らし》だと思い込んだ『伊賀 電』は突如、襲いかかってくる。(もちろん大いなる勘違い)


その後はギャバンに平謝りし、「俺を代わりに殴ってくれ!」なんて懇願するも、ギャバンが一般人の電を殴れるはずもなく、ならば!と、自分で自分をボコボコに殴る始末。(なんて激しい気性なんだ!と、ギャバンを呆れさせる)


そんな場所へ、マクーの怪人が現れて、やっぱり電は、無謀にも立ち向っていくが返り討ち。瀕死の重傷を負う。



取り敢えず、亜空間で待機させているギャバンの母船『ドルギラン』で治療を試みるも、とても治せず、電を乗せたドルギランは『バード星』へと直行。


次に『伊賀 電』が現れるのは、ギャバンの最終回である。


『ギャバン』と宇宙犯罪組織《マクー》の首領である『ドン・ホラー』と最終決戦!


『ギャバン』ピンチの時に、突然現れたる赤い閃光。


バード星の科学力で見事、回復し、その身体能力、勇猛果敢さ(無鉄砲さ)を銀河警察『コム長官』(西沢利明)に認められた『伊賀 電』は『宇宙刑事シャリバン』に任命されていたのだった。



なんとかドン・ホラーを倒した『ギャバン』は、相棒の『ミミー』(叶和貴子)、『コム長官』(西沢利明)、コム長官の秘書『マリーン』たちと共にバード星へ帰っていく。


「地球の平和はまかせたぞ!シャリバン!!」(でも、ギャバンもミミーも、様子伺いにチョコチョコ、シャリバンに登場するんだけど)




そうして、次週から『宇宙刑事シャリバン』がスタートするんだけど …… シャリバンの相棒役『リリィ』(降矢由美子)を観て、ひどくガッカリした記憶がある。


(何やねん!全く似合ってない、この変な髪形の女は?!)





今観ても(ごめんなさい)全然美人には見えない降矢由美子嬢。(実際、渡 洋史さんより、5歳くらい年上で、この髪形のせいで相当老けてみえる。まるで水商売の女みたい)


この髪形、『チャーリーズ・エンジェル』のファラ・フォーセットを真似したらしいが、本人気に入っていたのだろうか。



それでも主演の渡 洋史さんが二枚目でカッコいいし、生身のアクションも凄いしで、最後まで視聴しておりました。


愛車ジムニーから他の車に飛び移ってみたり、高い吊り橋からぶら下がってみたり、今観ればヒヤヒヤもののアクションばかりのシャリバン。


でも、これにはちゃんとした理由があって、『伊賀 電』は普通の地球人ではなく、《宇宙犯罪組織マドー》に、かつて故郷イガ星を滅ぼされたイガ星人の末裔(まつえい)だったのだ。(ゆえに人間ばなれした能力があるらしい)



シャリバン後半からは、次々出てくるイガ星人の末裔たち。


中でもイガクリスタル親衛隊の少女『みゆき』(柿崎澄子)は、電のお気に入りである。(透明ドリちゃん




ギャバンの力を借りて、宿敵マドーを倒した『伊賀 電』は、自身に与えられた宇宙船グランドバースでイガ星を目指して旅立っていく。


イガ星人の少女たちを、ハーレムのようにはべらせながら、イガ星再興のために ……



《↑こんな時でも一番ナイスな場所を陣取る『みゆき』嬢はさすが!》



一方、相棒のリリィはというと、一人地球に取り残されていた。

「私も《イガ星》に行きたかったな …… 」と、空を見上げながら、寂しそうにつぶやくリリィ。



《↑どう見てもファラ・フォーセットというより、福田和子に見えてしまうリリィさん(笑)》




相棒でも私情は持ち込まない。

それに「ブサクな女には興味無し!」とハッキリ拒絶してる『伊賀 電』を観ながら、男の非情さを垣間見た私なのでございました。(実際は二人、仲良かったらしいけど)


ゆえに『宇宙刑事シャリバン』は名作(?)なのであ〜る(笑)


《おしまい》




2025年5月6日火曜日

ドラマ 「宇宙刑事ギャバン」

 1982年3月〜1983年2月。





80年代初頭は、まさに《特撮番組》の危機だった。 


この時期、長年続いていた『仮面ライダー・シリーズ』が一旦終了し(『仮面ライダー スーパー1』が1981年に終了)、他の特撮番組も続々と無くなっていった。(原点回帰として再び『仮面ライダーBLACK』が始まるのが1987年である)


特撮番組といえば、今も続く『戦隊ヒーローモノ』だけが、辛うじて一本残っている状態。


(この状況を打開するにはどうしたら良いのか?!いまや御家芸となっている日本の《特撮》をこのまま廃(すた)れさせていいのだろうか …… )


東映では会議が開かれ、試行錯誤の末、内容は《宇宙》+《刑事》モノ。


タイトルを『宇宙刑事ギャバン』として、この作品で再起をはかる事になった。(主人公《ギャバン》の名前が、フランスの俳優 ジャン・ギャバンからきているのは有名な話である)


そうして、主人公ギャバン役には大葉健二さんが抜擢される。 




千葉真一に憧れ、《J・A・C(ジャパン・アクション・クラブ)》に入り、数々のスーツアクターやら脇役やらをこなしてきた彼も、この時、既に芸歴10年を超えていた。

ここへきて、ようやく念願の《主役》である。


大葉健二さんは燃えた🔥


どんなに危険なスタントだって、これまでの下積みや経験を活かして、どんどん挑んでいく。(おかげで後に続く後輩たちが苦労するんだけど(笑))



それに続けとばかりに、制作サイドも次々と新しいアイデアを実践していく。




このギャバンへの変身シーンなんてのは、当時、画期的だった。


天空に右手を上げて「蒸着(じょうちゃく)!」と叫ぶと、あら不思議!



一瞬でメタル塗装をほどこした『ギャバン』の姿になってしまうのだ。(大気圏外で待機している宇宙船から、粒子状のレーザーを照射して、それが外形を覆うような《コンバットスーツ》になるのだ)





シルバーメタリックのギャバンは、ひと際格好良い。




それに加えて、ギャバンの相棒になる『ミミー』役に叶和貴子さんを抜擢したのには、さすがに驚いた。




なんせ、この叶和貴子さん、いくら同じテレビ朝日系列とはいえ、一年間のヒーロー番組『ギャバン』に出演しながらも、同時期に、江戸川乱歩の美女シリーズでは、何度も大胆な濡れ場やフルヌードを披露するんですもんね。


両方観ていた私なんかは、(あの『ミミー』が、こんなあられもない姿をお見せしちゃって良いのかしら …… )と、ハラハラ、ドキドキやら …… (今じゃ絶対に有り得ない話だ)


そりゃ、当時も口うるさい連中の投書もあっただろうが、《東映》という会社は一切動じず。


それどころか、東映では、ギャバンも最後までしっかり務めさせて、次作『シャリバン』、『シャイダー』にも出演させるのだから、


「さすが!天下の東映さんは肝が据わっているなぁ~!」と、変に感心した思い出がある。



とにかく思春期の私などを巻き込んで『宇宙刑事ギャバン』は大ヒットし、『メタルヒーロー・シリーズ』は当分の間、続く事になる。



こうして《特撮番組の危機》は、無事に回避されたのでした。



もちろん、串田アキラさんの歌うドスの効いた主題歌や、必殺技《ギャバン・ダイナミック》の迫力もあるだろうが、私にとっては《スケベ心》を充分に刺激した、やっぱり『ミミー』の存在が大きかったかもね。



でも、案外こんな人、多かったんじゃないの?(笑)


《おしまい》





2023年4月12日水曜日

ドラマ 「仮面ライダー フォーゼ」

 2011年9月〜2012年8月。




ごく最近、ネットで配信されはじめた『仮面ライダー フォーゼ』。

久しぶりに観はじめたら、やっぱり面白くて、あっという間に夢中になってしまった。


しまいには、毎週更新されている次の回を待てなくなって、「そういえば …… 」と思い出し、今まで部屋の奥底に眠っていた『フォーゼ』のDVDをひっぱり出す。


全48話と劇場版を一気に観てしまいました。


お話は、天ノ川高校に転校してきた『如月(きさらぎ)弦太朗』(福士蒼汰)が、ゾディアーツと呼ばれる怪人と戦いながら、友達をドンドン増やしていくという、痛快青春ドラマ。


なんせ弦太朗の夢が

「この学校にいる全員と《トモダチ》になる!」ことなのだ。(まんま昭和の熱血主人公)


そうして《仮面ライダー フォーゼ》に変身すると、

宇宙、キタァーーー!!と、訳の分からない雄叫びをあげている。


なに?

訳が分からん?(私もよー分からん(笑))

とにかく観てちょうだいな。面白いから。


それにしても、この『仮面ライダー フォーゼ』が放送されてから、もう10年以上が過ぎたのか。(現2023年)


10年も過ぎれば誰にだって色々な事がある。

このドラマでも俳優を辞めてしまった者もいるだろう。


だが、

後に、数多くのスターたちを排出するのが、この仮面ライダー フォーゼなのだ!!



★如月弦太朗(福士蒼汰


『美咲ナンバー・ワン』というドラマで脇役を一度だけ演って、

次の『フォーゼ』では、ご覧のように主役。


「『仮面ライダー』になりたい!」

「『戦隊ヒーロー』になりたい!」

何年もオーディションを受け続けている者からしたら、まるで夢のようなお話。

しかも初めてのオーディションで、いきなり主役の座を射止めるなんて。


デビューしたばかりの福士蒼汰は、いとも簡単にスターダムの階段を駆け登ってしまう。


「君は笑顔がいいねぇ~」

『フォーゼ』に選ばれた理由なんてのは、たったのこれだけである。(愛嬌があれば演技の下手さも関係ないのだ)


その後は、朝ドラの『あまちゃん』に出演し、今日の今日までトントン拍子なのはご存知の通り。(最近では男女逆転の話題作『大奥』にも出演していた)


共演した女優たちとは毎度噂になり、女たちはひと目でメロメロ状態。

年配のプロデューサーや監督たちにも受けが良い。


苦労せずに誰にでも好かれる特別なタイプなのだ。(羨ましいなぁ~)


ここまで来たら、この《爽やかさ》で、今後も生き残ってほしいものである。(その代わり、薄汚れて髭モジャ。ダークサイトに墜ちた悪役の福士蒼汰など全くイメージできないけどね(笑))



★城島ユウキ(清水富美加(現・千眼美子))


この人もフォーゼ以後、有名になるのは超早かった。


フォーゼでは、珍妙な仮装をしながら踊り、ヘンテコな歌まで歌ったりしている。

そこには《恥じらい》や《ためらい》など全くない。


家政夫のミタゾノ』では松岡昌宏の鬘(かつら)を釣り上げて、『変態仮面』では鈴木亮平の局部を何度も拝む事になる。(今考えると、なんちゅー仕事よ(笑))


このまま順風満帆に進むと思いきや、突然《幸福の科学》に出家。


総裁・大川隆法に気に入られて、洗顔…もとい、千眼美子(せんがんよしこ)の名を与えられる。(この名前、本当にセンス悪っ!)

《幸福の科学》の看板女優になった千眼美子は、それからコンスタントに専属女優として映画に出演していく。


だが、大川隆法の突然の死。


今や総裁を亡くした《幸福の科学》は糸の切れた凧状態。

千眼美子(清水富美加)は今後どうなっていくのか …… 流転、流転の人生である。(千眼=洗顔。 顔でも洗って出直す?(笑))



★朔田(さくた)流星(吉沢亮


『フォーゼ』も中盤になると出てくるのが2号ライダーだ。

その名も『仮面ライダー メテオ』。


表裏のない弦太朗とは真逆で『朔田流星』(吉沢亮)は、思いっきり《裏ありき》の男である。


交換転校生として天ノ川高校にやって来た流星には、《ある目的》があった。


それは《アリエス・ゾディアーツ》(おひつじ座の怪人)を探し出すこと。


ある事故で永遠の眠りについてしまった親友・『井石二郎』を再び目覚めさせるには、どうしても《アリエス》の力が必要なのだ。(その為に怪人が頻繁に出没するという天ノ川高校にやって来る)


そんな本心を隠して、弦太朗が作り上げた《仮面ライダー部》に近づいていく。(仮面ライダーが、このドラマでは部活扱いなのだ)


口では「面白そうな部活ですねー!」と愛想よく振る舞いながらも、本音は(どうしようもない奴ら …… )と舌打ちしたりする。(チッ!)


メテオの正体を隠したまま戦う流星。

この『朔田流星』(吉沢亮)の投入がフォーゼを加速度的に面白くさせ、中盤以降、番組を盛り上げていく事になる。


この朔田流星を演じた吉沢亮は、前述の二人とは違い、すぐにブレイクする事はなかった。


それでも努力して、少しずつ知名度を上げていって、とうとう2021年の大河ドラマ『晴天を衝け』では主役にまで登りつめる。(凄い!)


この人が、今のところフォーゼでは一番の出世頭じゃないかな。



メテオの決めセリフ、

俺の運命(さだめ)は俺が決める!なんてのがあるが、今聴くと、吉沢亮の有言実行にも思えて、更に格好いいセリフのように響いてくる。




★井石(いせき)二郎(横浜流星



で、コイツが元凶となった『井石二郎』(横浜流星)である。


たま〜に出てくれば、病室のベッドで「ウ〜ン、ウ〜ン …… 」と、もがき苦しんでおります。

しょっちゅう病院からは『朔田流星』(吉沢亮)に電話がかかってくる。


「大変です!井石さんがまた苦しんでます!!」(コイツに両親はいないのか?(笑))



まぁ、見てみれば(中々整った顔をしてるけどなぁ~) …… 当時はこのくらいの薄い印象だった。



でも、世の中は分からない。

この人は、その後  大化けしてしまうのだ!



翌年、戦隊ヒーロー・モノ『列車戦隊トッキュウジャー』に合格して《トッキュウ4号》でレギュラー入り。(志尊淳関根勤も出てました)


徐々に知名度をあげながら肉体改造をしていき、今じゃトンデモない宝塚のような美貌と鋼のようなボディーを手に入れる。


見よ!今の姿を!


まるでサナギが蝶に生まれ変わったようじゃないか。


最近じゃ、頻繁に主演映画にも駆り出されていて、横浜流星の名前をあちこちで耳にするようになった。


でも、まさか、あの時フォーゼに出ていた二郎だったとは。(あまりにも変わり過ぎている)


それにしても、当時は何とも思わなかったが《(朔田)流星《(横浜)流星を救おうとするシチュエーションだったのね。(ああ、ややこしや〜)




★エリーヌ須田(滝沢カレン



ご存知、変な日本語を操り、バラエティ番組で大ブレイクした滝沢カレンである。


驚くなかれ、彼女も、この『フォーゼ』に出演していたのだ。(37話・38話)


彼女の役は《アクエリアス・ゾディアーツ》(水瓶座の怪人)。


宇宙飛行士になるテストで一緒になった『城島ユウキ』(清水富美加(現・千眼美子))に異常なまでの憎しみを抱く。


「ふざけ過ぎてる!」

「口先だけのパフォーマー!」言いたい放題。(まぁ、気持ちは分かるけど(笑))



で、肝心の演技の方はどうかというと ……


長セリフを全く息継ぎも無しに、しかも超早口でまくし立てる!(ヒィーッ!)


まぁ、この頃は演技するのも初めてで一生懸命だったのかも(そっとフォローしとく)





…… 以上が、世間的に見てブレイクしたと思える『フォーゼ』の面々である。



この後も《仮面ライダー・シリーズ》を追ってしばらく観ていたものだが、自分的には全くダメダメだった。


とにかく話(脚本)がつまらない。

魅力的なキャラクター(俳優)が出てこない。


その後、大ブレイクしたのが『仮面ライダー ドライブ』の竹内涼真だけなのをみれば、あながち、この考察もハズレではないのかもしれない。



子供でも、大人でも、皆が観ても楽しめる『仮面ライダー』。

皆の記憶に残る『仮面ライダー』。


『フォーゼ』はやっぱり傑作なのだ!



だから、「あ〜、あの仮面ライダー フォーゼに出ていた人ね …… 」で、俳優たちは次のチャンスにつながっていく。


まだまだ『仮面ライダー』のコンテンツに頼りたいのなら、東映さん、そろそろ本腰を入れてくださいな。


『フォーゼ』観るべし。

星☆☆☆☆☆。



※《補足》

そうそう、アンガールズの田中卓志も《フォーゼ》にレギュラー出演していた。


芸風そのまんま、皆に 気持ち悪がられる 教師役である。(気持ち悪がられながらも笑いあり)


でも、こんな田中卓志も最近結婚したという。(おめでとう)


やっぱり一括りに10年といっても、色々あるわ~(笑)



2022年10月1日土曜日

ドラマ 「獣拳戦隊ゲキレンジャー」

 2007年2月〜2008年2月。




たぎれ!獣の力!!ビースト・オン!!


東映のYou Tubeで、最近配信が始まった『獣拳戦隊ゲキレンジャー』をついつい観てしまう。


放送当時もけっこう気にいって毎週観ていたものだが、ヤッパ面白いゲキレンジャー


なんせ特撮モノの《良心》といえるような坂本浩一監督が関わっているんですもんね。(私のお気に入りである『仮面ライダーW』も坂本浩一監督)


放送当時、この『ゲキレンジャー』は、視聴率的な事や玩具の売り上げで伸び悩み、苦戦したらしいが、んな事は 関係ないし、どーでもいい!


とにかく特撮ヒーロー・ドラマとしては、完成度が高いし、とても良質な作品なんですから。(絶対観るべし!)


ゲキレンジャーのモチーフはカンフー


正義の《激獣拳ビースト・アーツ》と悪の《臨獣拳アクガタ》が、毎回熱い死闘を繰り広げながら、お話は進んでいく。


もちろん、正義の《激獣拳》使いであるゲキレンジャーたちも最初っから完璧に強いわけではない。


課題として出される《修行》を、1つ1つクリアーしながら、少しずつレベルアップしていくのだ。



ここで、オッサンである私の愚痴を少しだけ …… 。


最近の特撮モノでは、この点が 特に ダメダメなのだ💢。 


いくらスポンサーが玩具を売る為とはいえ、毎度毎度、安易にレベルアップしすぎである。


ストーリー展開なんて、二の次、三の次。


最近のライダー・シリーズなんて、どんどん派手な色合いの、まるで飾りたてた孔雀のような見た目になってきた。


耳をつんざくような(キィー!キィー!)やかましいベルト。


それが敵も味方も交えて、次から次への新変身を簡単に繰り返す。


レベル・アップのカタルシスさえも全く感じない。(もはや原形を忘れてしまうほど。何度変身するんだ?オイ!(笑))



戦隊シリーズでは、新ロボットや新兵器が次から次に出まくりで、それが変に合体していくと、とてもカッコイイは言えないくらいのイビツな形になっていく。(「これじゃ、全然動けねぇ~だろ〜よ」てのもある)


もはやヒステリー状態。末期的症状である。(ダメだこりゃ!)



その点、この《ゲキレンジャー》は、そんなモノを無理なく消化できていて、とても上手い具合にやっていると思う。


子供番組や特撮モノだとしても、やっぱり《ドラマ》は《ドラマ》なのだ。


観ている大人や幼い子供たちを侮(あなど)るべからず。

今後もシリーズを続けていきたいなら、お話の方にこそ、もっと重点をおくべき事をオススメしとく。



それには、どんな新シリーズでも、第一話が、一番重要になってくる


来週も「是非観なければ!」と思わせる …… 全ては、この《第一話》の出来にかかっていると言っても過言じゃない。


そういう意味では、第一話からして、この《ゲキレンジャー》は格段に出来が良いのだ。


森林深い樹海でたった一人、虎に育てられ、獣たちと暮らしてきた野生児『ジャン』(鈴木裕樹)。


そんな場所へ、ある日、小型飛行機が墜落してくる。🛩️

なんとか脱出した激獣拳使いの『ミキ』(伊藤かずえ)。


ミキは敵の臨獣拳たちに襲われたのだ。

だが、生身のミキは臨獣拳の手下たちをバッサバッサと倒していく。


「激獣拳スゲェ〜!!」

すっかり感動したジャンは、ミキに保護されて、都会の激獣拳ビースト・アーツ本部へと連れられてくる。(樹海の中でも、助けを呼ぶ為の携帯電波は繋がったのかな?(笑))


そこには猫の顔をした激獣拳の師匠『マスター・シャーフー』(猫?)やら、同じように激獣拳を学んでいる『ラン』(福井未菜)と『レツ』(高木万平)の姿も。


ランとレツの修行を見て、天真爛漫なジャンは大ハシャギ。

「俺もやるぅ~!」と、早速乗り込んでいく。(二人はポカ〜ン顔。「なんなの?この子?!」って感じ)


そんな時、ジャンの第六感が妙な気配を察知した。(野生児ゆえか?)


「なんだコレ?ゾワゾワする …… 」

急いで現場に駆けつけるジャン、レツ、ランの3人。


街では、悪の臨獣拳の化け物たちが大暴れして、破壊の限りをつくしていた。

レツとランは、早速『ゲキブルー』と『ゲキイエロー』に変身して応戦。


ジャンは、変身も出来ずそこへ立ち尽くすだけである。


そんなジャンの目の前で敵の親玉が小さな女の子に手をかけようと近づいてゆく。


震えて泣き叫ぶ女の子。(これ、『ポニョ』の大橋のぞみちゃんじゃないですか!)


それを見て、ジャンの心に火がついた。🔥


やめろぉーー!その子から手を離せぇーー!


ジャンの怒りが頂点に達すると、巨大な虎のオーラが全身を覆うように包み込む。


『ゲキレッド』の誕生である。


その後は爆発的な『ゲキレッド=ジャン』の力が大炸裂!💥

敵は「こりゃ、もうたまらん」と突然、巨大化する。(戦隊モノの定番ね)


と、そこへ、あの師匠である猫のマスター・シャーフーが同じように巨大化して現れた。


ゲキレンジャーの3人は驚いて見上げながら、第一話は、これにて幕。


次回へと続くのである ……


まるでヒーロー・モノのお手本みたいな第一話。


主人公である『ジャン』(鈴木裕樹)に、大きくスポットが当たっているのが、充分に分かる仕上がりになっている。



物語の世界観もそこそこに、

登場人物たちの紹介をパッパ!と済ませて、

すぐにでも変身させて闘わせたい。


スポンサーも番組プロデューサーも、ガンガン!オモチャの宣伝をして売りたいだろうが、そこは、もう少しだけこらえましょうや。


間口を広く、この物語の世界観に視聴者を引き込むためには、主人公の魅力を存分に語る時間が必要なのだから。


主人公の置かれた立場、性格描写、心理描写 …… 

そんなのを充分に描く事が出来てこそ、視聴者が初めて見るような特殊な世界でも、主人公の目線で、物語を追っていく覚悟がやっと出来るのだから。


それさえ無事に終わってしまえば、もう安心。


異形のヒーローに変身しても、視聴者は主人公の気持ちで、同一にも観てもくれる。(第一話のクライマックス近くで、やっと変身して闘うジャンに、観ている側も気分は 最高潮!🔥大興奮である)


コレで掴みはOK!


第二話以降は、ブルーやイエローなど他の戦隊や仲間たちにスポットを当てて語るも良し。敵を語るも良し。

好き勝手、自由にやってくれてもいいと思う。



ただ、第一話だけは、定番と言われてもセオリー通りじゃなきゃ ダメ なのだ!


第一話で《主人公》をおざなりに扱っている作品は、戦隊モノでもライダー・モノでも、ことごとく失敗していると思う。(誰もが、いくつか思い当たる作品があるんじゃないかな?)



しかも1年間の長丁場なら尚更である。


こんな下地が出来てこそ、中盤に出てくるような追加戦士などもイキイキしてくるというもの。(「追加戦士にレギュラー陣はどんな反応をするんだろう?」と、ひときわ別の興味も湧いてくるのだ)


ゲキレンジャーの追加戦士は二人。



『ゲキバイオレット=深見ゴウ』(三浦力)は、『ゲキブルー=深見レツ』(高木万平)の行方不明だった兄貴。

戦隊モノにしては、珍しい《紫》がトレードカラーになっている。

けっこうな肉体派だ。


『ゲキチョッパー=久津ケン』(聡太郎)は、ロン毛で髭面の調子の良い男。

この戦士だけ、《白》なのか《オレンジ》なのか、色設定が曖昧である。(名前も《チョッパー》だし)


髭面の割に愛嬌がある聡太郎さんは、どの場面でも笑顔なんだけど、なぜか?いつも涙目だったような記憶が💦。(新人ゆえ、こっぴどく現場スタッフたちに怒られていたらしい。※詳しくは聡太郎さんのYou Tubeチャンネルをご覧あれ)


それでも、上記の写真を見ても分かるように5人は仲良さそうだ。



それぞれのキャラクターが立ってくると、番組も中盤以降は大盛り上がり。


謎だった伏線が回収され、ハードな展開をはさみながら、怒涛のクライマックスへと流れていく。


ゲキレンジャーはトータル的に見ても、数多い戦隊モノの中で、それが上手くいったような稀な作品じゃないだろうか。



こうして何年経っても、私のゲキレンジャーへの評価はいまだに高い。


観た事がある人は、あの当時を懐かしがって、初めて観る人は期待して ……

存分に楽しんで頂きたいと思う。


みんな、ニキニキのワキワキだぜ~!(ジャン語ならこんな感じか?(笑))


2022年5月18日水曜日

ドラマ 「ザ・カゲスター」

 1976年  4月〜11月(全34話)





「影よ …… 影よ …… ゆけぇーーー!!」


影!、影!、影!、ギュッギューン!カゲスターー!!(唄 : 水木一郎



知ってる人は知っている。

そうでない人は、この珍妙なデザインに「何じゃ、コリャ!」と戸惑うかも。


頭やベルトの渦巻きは、ジッと見てると目眩がしてくるし、マントのド派手な星マークは、目がチカチカしてくる(*﹏*;)。


難儀なヒーロー『カゲスター』。


でも、こんなカゲスターには、一応仲間がいて、それが相棒となる『ベルスター』である。(コチラも渦巻きと星マークに彩られている)


激しい戦闘シーンがあれば、ミニスカートがまくれ上がり、白いパンツが丸見えになるほどのサービスっぷり。(子供番組とは思えない過剰サービス)


こんな『ザ・カゲスター』を、当時は夢中で観ておりました。(別にパンチラ目的じゃないぞ(笑))


なんせ、この『ザ・カゲスター』、他の戦隊ヒーローとは違っていて、そもそもの設定から異色だったのだ。



主人公が《風村コンツェルン》という財閥令嬢の秘書『姿 影夫』(立花直樹)。


そうして、その美しき令嬢が『風村 鈴子』(早川絵美)である。


この二人が、前述の『カゲスター』と『ベルスター』に変身するのだ! ……… と思いきや、コレを《変身》と言ってよいのやら ……



悪の軍団《白蝋魔人》に誘拐された鈴子と影夫。

なんとか敵のアジトから脱出した二人だったが、途中で運悪く崖から転落。


さらに、偶然、高圧電線に触れてしまった二人。(ビリ、ビリ、ビリィー⚡)

(そりゃ、当然こうなるわな。でも感電しても命があっただけめっけもん)



その後、トンデモない奇跡が、二人に起きた!


それぞれ、影夫と鈴子の人影から、ムクムクと突然起き上がる謎の生物。


そう、それが正義の味方『カゲスター』&『ベルスター』の、摩訶不思議な誕生だったのである!!


何気に格好いいカゲスターとベルスターの専用バイク)



冒頭のセリフ「影よ、影よ、ゆけー!」のかけ声で、二人の影から生まれ出てくる『カゲスター』と『ベルスター』。


影夫と鈴子の意識は『カゲスター』と『ベルスター』に乗り移り、敵と闘いはじめるのだが、その間、人間体の方はというと …… 


朦朧とした意識の中、邪魔にならないよう、どっか隅っこの方で、フラフラ、ユラユラとゾンビのように彷徨っている(笑)。


コレが普通の変身ヒーローモノとは、一線を引いている『カゲスター』の特殊設定なのだ。


颯爽とキメポーズで登場するカゲスターとベルスターに、白蝋魔人(薄気味悪い青白メイクのロン毛男)が、「この化け物めー!」と叫ぶ。(お前に言われと〜ないわ(笑))



こんな『ザ・カゲスター』も、東映特撮モノとしては、お馴染みの顔ぶれや見知った者たちがしっかりと脇を固めている。



東映特撮といえば小林昭二さん。(ここでは丸眼鏡をかけた少々ぬけてる『屯田警部』役である)


その部下で後ろにいるのが『業平刑事』(星純夫)。(あら、この人『燃えろ!アタック』に出てた、小鹿酒店の三枚目配達員じゃないの)


そうして写真の中央に陣取っているのか、皆さんご存知の小松政夫さんだ。(風村コンツェルンで働く、飄々とした部長さん役)


まぁ〜、ご覧のように、皆さん間が抜けてるんで、その分、影夫と鈴子が正義の味方然として頑張ってるんだけどさ(笑)。



こんなカゲスターの最大の武器は、カゲスターの影を超巨大化させて、どこまでも追いかけたり、簡単にやっつけちゃうこと。(何でもありか!それにしても影から、またもや影が生まれるのか?)




こんな、他の特撮モノには見られないような特殊能力は、当時、中々のインパクトでございました。



こんな『カゲスター』なんだけど、当時の評判は少々悪かったみたい。


おどろおどろしいオカルト的な怖さは、普通の子供には残念ながらウケなかったようである。(全34話は当時としては短い)


私は昔も面白かったし(まぁ、子供の頃から変人だし)、今、観ても充分に面白いんだけどさ。



こうして何十年経っても覚えているのは、水木一郎さんの歌う主題歌のお蔭かもしれない。(他にも芋づる式に記憶が蘇ってくる)


オープニングと同じようにエンディング曲でもタイトルの『カゲスター』を何度も連呼して熱唱している水木一郎さん。


やっぱり主題歌に番組名が入っているのは強みなのだ。(それが何度も繰り返し入っていれば尚更)


エンディングでも、「カゲスター!カゲスター!カゲスター!」…… もう、「これでもか!」っていうくらい念押しで歌ってる。


これなら洗脳のごとく脳内に深く刷り込まれるし、忘れようたって忘れられませんがな。


最近の特撮モノで、訳の分からんJポップもどきの主題歌の番組なんぞを、数十年後にはどれだけの人が覚えているかねぇ~。(よけいな理屈など要らないのにね)


番組名を主題歌に折り込んで、ただ、ただ連呼すればご覧のとおり。


そうすれば、こんな『ザ・カゲスター』のように伝説として、いつか語られる日がやって来るはずなのである。


星☆☆☆☆。(マントの星☆の数は、こんなもんじゃね~ぞ(笑))