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2019年8月7日水曜日

映画 「ダーティ・グランパ」

2016年 アメリカ。







もはや、ふざけた映画といえば、ザック・エフロン


ザック・エフロンといえば、ふざけた映画というように、代名詞になりつつある昨今。(良い意味で(笑))



あの昔の、『ハイスクール・ミュージカル』の王子様然とした姿は何処へ。


今じゃ、「みんな、俺の筋肉美を見てくれぇ~!」と、どの映画でも脱ぎまくりのド変態ぶり。



『ネイバーズ』では、タ●キ●までブラブラさせて、

『ベイ・ウォッチ』では、筋肉美は、もちろんだが、ゲロをはきながらスイミング。

この筋肉モリモリの体で、アンバランスな女装姿。


ドウェイン・ジョンソンとの海中での、グロいキス(もとい、人工呼吸)なんて、事までしている。


もはや、失うものなどないのか?ザック・エフロンよ……。



その姿は、往年の、どこでも脱ぎたがるケヴィン・ベーコンや井手らっきょを彷彿させて、凌駕している。



で、この『ダーティ・グランパ』であるが、これもきっと、まともな映画であるはずもない(笑)。



観た。

そして、やはり………と思ったのだが、ザック・エフロンじゃなく、別の方でおったまげた。


なんじゃ、この映画はーーーー!





父親と同じように企業弁護士になったジェイソン・ケリー(ザック・エフロン……悪いけど全然弁護士に見えない(笑))の前途は揚々。


来週には、同じ事務所のユダヤ女性メレディスとの結婚が控えている。


そんな折、闘病中の祖母が亡くなった。



意気消沈している祖父ディック(ロバート・デ・ニーロ)を慰めるジェイソン。



ディックはジェイソンに、あるお願いをする。

「フロリダへ連れていってくれ。妻との思い出の土地なんだ。」と。



白内障で車の免許を返納したディックの懇願に、人の良いジェイソンは断れるはずもなく、
「分かったよ、じいちゃん」とふたつ返事した。


そして、次の日。

ディックの家を訪問したジェイソン。

そこで見たものは…………。





リビングで素っ裸で、●●●映画を観ながら、●●●●をしているディック(ロバート・デ・ニーロ、72歳)の姿だった!!



「な、な、な、何やってるの?!じいちゃん!!」(この衝撃シーン!)



「待っててくれ、もう少しでイ●そうなんだぁーーー!!」(ヒィーッ!デニーロの今まで築き上げてきた俳優人生が……ガラガラと崩れ去っていく……)



慌ててドアを閉めるジェイソン。



ドアの奥ではジジイの絶叫「イクーーー!」が響き渡った。(なんやねん、これ(笑))



事が済んで、スッキリした、このジジイ、もといディックは、昨日のしおれた姿とは、うって変わって元気モリモリ。


自宅の鉄棒でエッチラ、コッチラ懸垂まで始めやがった。


呆れ返るジェイソンだが、気をとりなおしてディックを車にのせると、フロリダに向けて車をスタートさせた。


車中でも、ディックは酒をがぶ飲み、やりたい放題。


「婆さんが言ったんだ。『私が死んだら、あなたのやりたい事をやって生きていってくれ』と。俺はやるぞー!若い女とヤリまくってやるんだぁーーー!」


ディックの勢いは加速していく。


(やれやれ、この旅はいったいどうなるんだ………)

そして、ジェイソンの嫌な予感は、この後、恐ろしい形で適中するのだった………。






じいさんと孫のハートウォーミング・コメディー ………とは、とても言えないこの映画。



この冒頭からも分かるように、次から次に、繰り出す下ネタの連続にクラクラ。


フロリダに行く前に立ち寄った店で、ディックとジェイソンは、ジェイソンの高校生の時の同級生シャディアと再会する。


シャディアは、ゲイの黒人ブランドレーと女友達レノーアと3人で、デイトナ・ビーチに行く途中。


そのレノーア、年寄りや大学教授などの肩書きが大好き。

「わしは大学教授なんだ」



ディックのついた嘘に、

「あら~ん、じゃ、私を追いかけて来て、デイトナ・ビーチに行きましょうよぉ~」と、モーションたっぷり。



3人が先に車で出発してしまうと、

「わしは、あの女と一発するぞー!」と雄叫びをあげる。


「なぁ、ジェイソン、わしの願いを聞いてくれ!」、わしの●●●を、あの女の●●●に突っ込みたいんじゃー!」(なんて生々しいお願い。活字としても書くのをためらってしまう)



ジェイソンは、こんなエロジジイ、ディックの願いを断らず、デイトナ・ビーチへと向かうのである。




それにしても、こんな役を、あのロバート・デ・ニーロが引き受けるとは………。



もはや、アカデミー賞も取り、これから先の人生、何でもありのデ・ニーロなのか。


それともザック・エフロン菌に感染してしまい、ストッパーが外れてしまったのか(笑)。




もちろん、ザック・エフロンの変態ぶりも健在。


デイトナ・ビーチの夜、乱ちき騒ぎで、酔って、ハイになったジェイソンは、全裸にミツバチのチンコ・ケースだけの姿で、バイクにまたがり、夜の町中に消えていく。(ザック・エフロンの真骨頂よ)


朝、目覚めれば、砂浜にミツバチのチンコ・ケースだけの恥ずかしい格好。



それを見つけた子供が、「あー、ミツバチだ!それちょうだい!ちょうだい!」と剥ぎ取ってしまう。


「あっち行け!このクソガキ!」と、もはや完全に全裸状態のジェイソン。


それを見つけた子供の親が、

「うちの子供に何してやがる!このド変態野郎!」とジェイソンに一発お見舞い!


全裸の恥ずかしい姿のまま、砂浜を転げ回るジェイソンなのだった。(何て姿なのだ……トホホ(笑))




こんな整った顔で、やっている事は、もはや、日本のバラエティー番組のヨゴレ芸人以上のザック・エフロン



そして、隙あれば、「浣腸ー!浣腸ー!」とザック・エフロンにイタズラするロバート・デ・ニーロは、まるで、バラエティー番組のビートたけしのよう。


この二人のヨゴレっぷりに、ただ、ただ感心してしまった。


ここまで、演じられる俳優を観れば、こりゃ、アメリカ映画の夜明けは近いかもしれない、と思う今日この頃なのである(笑)。


星☆☆☆

お粗末。

※こんなに●だらけで分かるかな~、分かる人には分かるってことで (笑)

2019年7月17日水曜日

映画 「ベイウォッチ」

2017年 アメリカ。






荒れ狂う海の中から、溺れた人を両手に抱えて、タイトルと一緒に浮かび上がってくる、巨大筋肉ゴリラ!(失礼!『ミッチ・ブキャナン』役のドウェイン・ジョンソン)。




その姿は、まるで漫画の『魁!男塾』の校長、江田島平八を実写で見るようなものである。(笑)





そんなゴリラ(またまた失礼!)じゃなくて、《ベイウォッチ》(水難監視救助隊)のリーダー、『ミッチ』(ドウェイン・ジョンソン)は、今日も砂浜を走りながら、何か異常がないかパトロール。(こんなのが走り回ってるビーチなんて……なんか怖い)




「やぁ!おはよう!」

ビーチにいる人々に、元気よく挨拶するミッチ。





砂浜でミッチを型どった砂の像を作っている人を見れば(なんて悪趣味な)、

「俺のモッコリは、もっと大きく作ってくれよ!」と下ネタも欠かさない。(なんやねん、これ(笑))





そんなミッチ、海岸で子供が拾っている紙包みを見ると、真剣な顔で足を止めた。




「これをどこで拾った?」

「海から流れてきたよ」


この紙包みは、果たして麻薬なのか?………




真剣なまなざしで、海を見渡すミッチ。(でも、観てる方は何か笑いがこみあげてくる)


でも、そんなのは、ひとまず置いといて(オイ!オイ!)、今日は一年に一度の『ベイウォッチ』のメンバーになるための試験の日だ。




これに専念するとしよう!(コラー!(笑))





なぜか、ここフロリダでは花形職業とされる《ベイウォッチ》。


それに、なりたくてピーチに集まった参加者たちの数は何百人。


そんな中に、小肥りの『ロニー』(ジョン・バス)の姿もあった。


目の前には、赤いハイレグ姿で金髪の『C・J』(ケリー・ローバック)がいる。



「あなたも試験に参加するの?」

「あ、あぁ…」セクシーなC・Jに目がトロ~ンのロニー。(いや、お前はやめとけよ(笑))



そして、ビーチにいるミッチとベテラン、ライフガードの『ステファニー』にも、ひとりの男が近づいてきた。


「ハ~イ、俺、マット・ブロディー。今日から《ベイウォッチ》になるんでヨロシク!」



軽いノリと、小生意気そうな態度が、カチン!と癪に障ったのか、ミッチとステファニーは、知らんぷり。




「聞いてるか?こいつが《ベイウォッチ》だってよ?」とミッチが言えば、

「知らないわ、何かの冗談じゃない?」とステファニーも調子を合わせる。




「オイオイ、俺を知らないのかよ。金メダルを2個取った『ブロディー』だぜ。ちゃんとオーナーの推薦状もある。」『ブロディー』(ザック・エフロン)が見せると、


「ヘン!何だこんなもの!」と言ってビリビリ破く、イジワルなゴリラ(失礼!ミッチ!)




元金メダリストのブロディーは、前日に飲みすぎて、大会本番の日、泳ぎながらプールをゲロまみれにして、選手生命を絶たれていた。(なんちゅー過去)




でも金メダリストのプライドだけは残っていて、《ベイウォッチ》の仕事も、「どうせ、簡単な仕事だろ」と思っていたのだ。


それを一瞬で見抜いたミッチ。(ただ単にイケ好かないガキだと思ったかもしれないが)



そんな中、砂浜には、ゼッケンをつけた参加者たちが並んだ。


《ベイウォッチ》になるための試験が、いよいよスタートする………




この時期にピッタリの映画じゃないか、と思って選んだのだが、最初にこれを観た時、まるで80~90年代にタイムスリップしたようなノリに、ちょっとビックリしてしまった。




そのくらい、この映画では、『筋肉』やら、『ボ●ン』、『オチン●ン』、『S●X』なんてワードがバンバン飛び交う。(まぁ、ザック・エフロンが出ているので、大方予想はしていたけど……)





それにしても、オリジナルのテレビシリーズも、こんなにオゲレツなアクション・コメディーだったっけ?


オリジナルを観ていない自分は分かりようがないのだが。(デビッド・ハッセルホフの『顔』が受け付けなくて、全く観ていないのだ)






そして、映画は、アクション・コメディーという事で、見るからに濃い面子が出演している。




その存在自体が、もはやギャグのドウェイン・ジョンソン。


どんな映画でも、筋肉美を見せたがる、キワモノ変態俳優と進化したザック・エフロン。(ザックの、見るからに変な女装あり)



小肥りのジョン・バスって俳優は、初めて見たが、こいつのチ●コが挟まって抜けなくなるエピソードや、こいつの、見苦しいシャワーシーン、S●Xする様子なんて必要か?





女3人は、そのスタイルだけで目の保養にはなるのだが…。




ただ、このノリは、嫌いじゃない。


あの『グローイングアップ』や『ポーキーズ』、『ポリス・アカデミー』なんてあった、あの時代を知る者には、その時のノリを思い出させてくれる。


バカやって、ドジやって、恥ずかしい思いをして、それでも決めるときは決めます的なノリ。



クソ真面目なモラルを持ち込みすぎて、すっかりつまらなくなった最近の映画など、このバカバカしさを、少しは見習ってほしいと思います。

星☆☆☆。

2019年5月20日月曜日

映画 「ネイバーズ 1 & 2」

2014年、2016年 アメリカ。






たまたま、この『ネイバーズ』に目にとまり、なんの情報もなしに、今回観たのだが………(ズルッ!)ズッコケて驚いた。


この21世紀に、こんな映画を作っちゃうなんて!



もう、制約なんてありゃしません。


アカデミー賞なんて、クソくらえ!


ラズベリー賞、大歓迎!



俺たちゃ、やりたいようにやるんだぁぁぁー!


の、セス・ローゲンの雄叫びが聞こえてきそうな映画なのであ~る。





映画開始、早々から、閑静な住宅街の一軒家に住んでいる『マック』(セス・ローゲン)と『ケリー』(ローズ・バーン)の喘ぎ声がもれてくる。


仲の良いこの夫婦、朝も早よから……。




しかも産まれて間もない、生後3か月くらいの赤ちゃんの目の前でだ。



さすがにベビーカーに座ったあどけない娘『ステラ』が、こちらを向いていると萎えてしまうのか、マックも、

「お利口でしゅねぇ~ステラ、ちょっと向こうを向いててね~」とベビーカーごと後ろ向きにする。



それでも可愛いステラちゃん、振り向いてジッと、ベットの上の二人を観戦している。(よくやるよ。それにしてもこの子可愛い)




仕事に行けば、同僚のジミーと下ネタトークに花がさく。(毎日が下ネタ)


「俺たちゃ、S●Xバブル時代を生きているんだぜ。それが何だ! お前、子供が出来てから最近老け込んできたぞ!」同僚ジミーの有り難いお言葉。(そんな時代なのか?今が?!)



休憩時間も、二人はタバコをプカプカしながらゲスな会話で盛り上がっている。(ちゃんと仕事してるのか?コイツら (笑) )




そんなマックとケリーの住む隣に、若い青年『テディ』(ザック・エフロン)が引っ越してきたから、さあ大変。


青春を謳歌するテディは、仲間を集めて毎晩、毎晩パーティー三昧。


騒音なんて気にしない連中は、昼夜とわず、やりたい放題の日々が始まってしまう。




「これじゃ、うるさくて眠れないじゃないの!」(「S●X出来ない」の間違いじゃないの?)


マックとケリーは、何とかして隣の騒音を止めさせようとするのだが………。






もう、次から次へと繰り出される下品な下ネタに、観終わった頃には、アタマがクラクラしてきた。


この夫婦、パーティーを止めさせようと自ら参加するが、ミイラとりがミイラになって、いつの間にか溶け込んでしまったりもする。(元がそんな性質なのだから、しょうがない)




翌朝、起きて、胸が張って痛いケリーはステラにお乳をあげようとするが、マックに制止させられる。


「お乳の中に、昨日パーティーで飲んだ酒がたっぷり入っているからダメだ!ステラがアルコール浸けになってしまう!」


「じゃ、搾乳器(さくにゅうき)を持ってきてよ!もう、お乳が張って張って痛いのよ!早く!!」ケリーが叫ぶ。


搾乳器を探せど見つからないマックに、キレながらケリーが叫ぶ。


「もう、しょうがないわ。あなたが搾ってちょうだい!!」


ケリーが胸を開くと、ドッジボールのように膨らんでパンパンになっていた。


それを見て怖じ気づくマックに、「早くしてよ、早く!」と叫び続けるケリー。


「じゃ、とにかく膝をついて前屈みになって………」

「アタシは牛じゃないのよ!」

ケリーの剣幕に、やっと意を決したマック。

ようやく絞り出すと、お乳が水芸のように(シャーーーッ!)凄い勢いで吹き出したのだった。





……………このシーンを観て、自分の中の何かがガラガラと音をたてて、崩れ去った。




あのローズ・バーンが………。

ドラマ『ダメージ』でグレン・クローズと一歩も譲らずに、知的に張り合ってきたローズ・バーンが…………。



それまでのイメージ、何もかも崩れ去ってしまった。



「何て事させるんだぁぁぁー!、セス・ローゲン、てめぇ、このヤロー!!」



これが、これからの女優としてのプラスになるとは、とても思えない。


なぜ?こんな映画に出てしまったのか?

そんな自分の心配をよそに、パート2でも嬉々として出演しているローズ・バーン。(ゲロまで吐いている)





そして、パート2では、『キック・アス』のクロエ・グレース・モレッツまでもが出演。


下品さは、ますます過激にヒート・アップしていき、あろうことか、ザック・エフロンなんて
、またもや裸になって、とうとう、はみでたタ●キ●までも、ブラブラしはじめだした。(これ、O.Kなの?)


セス・ローゲンの毒牙にかかって、皆が、とうとうおかしくなってしまったのか?


みんな、目を覚ませー!(笑)




アメリカ人、本当に分からなくなってきた。


人種差別や性差別に、ヒステリックに怒りを向けながらも、こんな映画が、ヒョッコリ出来てしまうなんて。(それを好む人も大勢いるのだ)



でも、案外、人の本質なんて所詮はこんなものなのかもしれない。


その、普段押さえ込んでいる欲望を、一瞬にして解放してしまうのがセス・ローゲンの手腕なら、恐ろしいとしか、言わざるおえない。


心底恐ろしい男………セス・ローゲンである。




星なんて、とてもじゃないがつけられない。

そんな枠から、はみ出した映画なのだから。


こんな世情でも、こんな映画が好んで作られるなんて、やっぱり映画も、時折、適度なガス抜きが必要なんだろうなぁ~と、つくづく思いました。