1983年3月〜1984年2月。
実は『宇宙刑事シリーズ』では『シャリバン』が一番好き!(串田アキラさんが歌いあげるOP、EDも最高!)
それにしても(『シャリバン』なんて名前の俳優いたっけ?)と思ってたら、太陽の『(サン)シャイン』とギャバンの『バン』を掛け合わせた、単なる造語でございました。
ゆえにシャリバンの姿は真っ赤なメタルのコンバットスーツ。
変身の掛け声は『赤射!(せきしゃ)』である。
主演に選ばれたのは、全く無名でいて、この当時19歳くらいだった『渡 洋史(わたり ひろし)』さん。
この人も、千葉真一に憧れて《J・A・C》で、付き人や下積み修行をしていた人だった。
第二弾『シャリバン』は、早い段階から企画が進められていた。
『ギャバン』終了間際、森林パトロール隊員『伊賀 電(いが でん)』(渡 洋史)は、顔見せとして、もう登場している。
あまりにも自然や動物を愛するがゆえに、カッ!となったら手が付けられない性格。
森でたまたま出会った『ギャバン』(大葉健二)を《森林荒らし》だと思い込んだ『伊賀 電』は突如、襲いかかってくる。(もちろん大いなる勘違い)
その後はギャバンに平謝りし、「俺を代わりに殴ってくれ!」なんて懇願するも、ギャバンが一般人の電を殴れるはずもなく、ならば!と、自分で自分をボコボコに殴る始末。(なんて激しい気性なんだ!と、ギャバンを呆れさせる)
そんな場所へ、マクーの怪人が現れて、やっぱり電は、無謀にも立ち向っていくが返り討ち。瀕死の重傷を負う。
取り敢えず、亜空間で待機させているギャバンの母船『ドルギラン』で治療を試みるも、とても治せず、電を乗せたドルギランは『バード星』へと直行。
次に『伊賀 電』が現れるのは、ギャバンの最終回である。
『ギャバン』と宇宙犯罪組織《マクー》の首領である『ドン・ホラー』と最終決戦!
『ギャバン』ピンチの時に、突然現れたる赤い閃光。
バード星の科学力で見事、回復し、その身体能力、勇猛果敢さ(無鉄砲さ)を銀河警察『コム長官』(西沢利明)に認められた『伊賀 電』は『宇宙刑事シャリバン』に任命されていたのだった。
なんとかドン・ホラーを倒した『ギャバン』は、相棒の『ミミー』(叶和貴子)、『コム長官』(西沢利明)、コム長官の秘書『マリーン』たちと共にバード星へ帰っていく。
「地球の平和はまかせたぞ!シャリバン!!」(でも、ギャバンもミミーも、様子伺いにチョコチョコ、シャリバンに登場するんだけど)
そうして、次週から『宇宙刑事シャリバン』がスタートするんだけど …… シャリバンの相棒役『リリィ』(降矢由美子)を観て、ひどくガッカリした記憶がある。
(何やねん!全く似合ってない、この変な髪形の女は?!)