2019年9月26日木曜日

映画 「ターミネーター 2」

1991年 アメリカ。






『ターミネーター』の襲来から、10年が経ったロサンゼルスの街。(1994年くらいの設定らしい)


またまた、夜の路地裏に稲光がすると、『ターミネーター T-800』(アーノルド・シュワルツェネッガー)が全裸姿で現れた。(まだまだ剛健な筋肉は健在である)


全裸のターミネーターは、夜の街をペタペタと素足で歩きながら、早速、お約束の洋服探し。

(本当に何でいつも全裸なんだろう)



夜のバーに入っていくと、オッサン連中のバイカーたちがたむろしていた。

「何だ、あいつ?」

「マジかよ、変態かよ」

全裸のターミネーターに、笑い声やニヤニヤ顔のバイカーたち。


女のウェイトレスは、ターミネーターの下半身の立派なイチモツに目線を落とし、

「あら、ヤダ」と嬉しそうだ。(機械のターミネーターに、生殖機能もないのに、立派なおチ●チンなんて必要なのかねぇ~(笑))



「その服をよこせ!」

ターミネーターは自分の体型にあった人物を見つけると、ひと暴れして、バイカーの黒いレザージャケットやパンツ、ブーツなどを奪い取った。




そして、サングラスをすると、外に停めてあったバイクにまたがって夜の街に消えていったのだった。






それから間をおいて、また別の場所で稲光が。


今度現れたのは、別のターミネーター、『T- 1000型』(ロバート・パトリック)。



やっぱり全裸である。(笑)


細マッチョな体型は、(こいつ、本当に強いのか?)と疑いたくなるが、偶然居合わせた、巡回中のパトカーの警察官をアッサリ殺して、これまた制服を奪った。(液体金属のターミネーターが、全裸でも洋服を奪う必要あるのか?)


そして、パトカーに乗り込むと、こちらも夜の街に消えていった。





今回の二人のターミネーターの目的は、『ジョン・コナー』。



『サラ・コナー』(リンダ・ハミルトン)と『カイル・リース』(マイケル・ビーン)が、たった1度のSEXで結ばれて、産まれた一人息子である。


『T-800』は、プログラムを変えられて、今回はジョン・コナーを守る為の、善のターミネーター。


『T-1000』は抹殺する為の、悪のターミネーターである。



二人のターミネーターは、どこにいるやも知れぬ『ジョン・コナー』を探して、夜の街を駆けずりまわるのだった……。







で、この後、『ジョン・コナー』役のエドワード・ファーロングが登場するわけだが……。



凄い人気だった。



『ターミネーター2』の大ヒットの効果もあっただろうが、本国アメリカよりも、日本で女性たちに大人気だった。


「誰?あの美少年!」

てな感じで、ざわつき始める腐女子たち。



サラサラヘアに長めの前髪からは、シャープな切れ長の目がのぞいていて、まさに少女漫画に出てくるような王子様的な雰囲気。


10歳のジョン・コナーを演じていたが、本人は1977年生まれで、公開時には、とっくに14歳になっていたはずだ。(この設定、だいぶ無理があるんじゃないか?と思っていたが………)



そのうち、エドワード・ファーロングは、日本でCMにまで出始めた。


確か、ホットヌードルのCMで、バックには大黒摩季の歌が流れていたっけ。

日本の学生の学ランを着て、女子校生とヌードルを食べるCMだったはずだ。

(俺は格好いい!俺はモテモテ!)



これで、もてはやされて、ファーロングは、すっかり勘違いしてしまったのかもしれない。



『ターミネーター2』でブレイクしたとはいえ、それまでまったく演技経験や下積みが無かったエドワード・ファーロング。



すぐに坂道を下っていった。




その後はお決まりのコース。

アルコールに溺れ、薬物……安易な結婚、そして離婚。

接近禁止令を無視して、前妻につきまとった挙げ句、刑務所に収監までされてしまう。



それらの自堕落な生活は、当然、彼の容姿をすっかり変えてしまった。

デップリ醜く太って、顔色の悪い中年のオッサンになったファーロング。





でも、このファーロングが、最新作『ターミネーター:ニューフェイト』に出るという。


(大丈夫か?………)


ジェームズ・キャメロンのお情けなのか、それとも復活のチャンスを与えるつもりなのか………。


「ありがとう、精一杯頑張るよ!」

なんて、本人のコメントもあるが、ちゃんとシェイプアップして、世界を救う『ジョン・コナー』に戻れるのか……… 一抹の不安が残る。




一方、サラ・コナー役のリンダ・ハミルトンも『2』では、その見た目も、前作と比べてだいぶ変化している。


闘う女サラ・コナーになりきるために、筋肉をつけてマッチョになり、無駄なものは、全て削げおちた感じ。



元々がタレ目で、法令線が目立っていた顔が、尚更、タレ目が酷くなり、法令線も深くなっている。



でも、なぜだか、その顔が抜群に格好いいのだ。



『2』では、ターミネーターをしのぐほどの大活躍。

このターミネーターと対峙できるほどに成長したサラ・コナーだからこそ、意表をついて、『2』は『1』を上回るほどの大ヒットに結び付いたのだと思っている。



『ニュー・フェイト』の予告では、白髪のショートヘアで、完全に老婆顔のリンダ・ハミルトン。


だが、その眼光は、鋭さを増しているようにも見える。



すっかり毒気が抜けて、枯れたシュワルツェネッガーや、再起を掛けるエドワード・ファーロング………それに若手の女優なんてのよりも、最新作で、皆が一番期待しているのは、もはやリンダ・ハミルトンだけなんじゃないのかな?



かくいう自分も、そうなのだから。


最新作を絡めて、文句を言ってみたり、期待もしてみたり………。



でも気になる『ターミネーター:ニュー・フェイト』。

多分、文句をつけながらも観る事になるでしょうね。



『2』はもちろん、星☆☆☆☆☆。(なんせ傑作だし、面白いんですもん!)


前後編で書いてみた『ターミネーター』レビュー、長々読んで下さった方ありがとうございました。