2018年11月1日木曜日

映画 「チャーリーズ・エンジェル」

2000年 アメリカ。






「おはよう、エンジェル諸君!」

「おはよう、チャーリー!」



♪チャ~ララ~、チャララ、チャ~ララ♪


「今回の任務は、誘拐された天才プログラマー・ノックスの救出と、彼が開発した音声識別ソフトを取り戻す事だ!」


ボスレー(ビル・マーレイ)にともなわれて連れてこられたノックス・テクノロジー社長ヴィヴィアンは、犯人は、ライバル会社のロジャー・コーウィンだと言う。

早速、エンジェルたち3人は、得意の変装で、コーウィンを調べるが……。



エンジェルには、

ナタリー(キャメロン・ディアス)

ディラン(ドリュー・バリモア)

アレックス(ルーシー・リュー)



カンフーアクションで戦い、キャッツ・アイばりの身体能力で音声識別ソフトを盗み出す。



映画は、大ヒットし、すぐ続編「チャーリーズ・エンジェル・フルスロットル」が作られた。


で、そのあと、TVシリーズがまた、作られるのだが、見事にコケた。(全7話で打ちきり)。


なぜか?


答えは、簡単。

「オバカさ」「ドジッ子さ」が不足してたからだ。



チャーリーズ・エンジェルはセクシーとアクションだけじゃないのを、映画をつくった監督のマック・Gは、ちゃんと心得ていた。


ナタリー(キャメロン・ディアス)は陽気な性格で、宅配にもキャラクターのパンツ1枚で扉を開けるほど、アッケラカン。


ディランが素っ裸で坂道を転がり落ちながら浮き輪片手に、助けを求めるのも笑える。


アレックスは、………ん~まあ、ガンバってるけどね。(笑)




3人の滑稽なコスプレや、団結力もある。


それに、ビル・マーレイのボスレーも、とぼけた味をちゃんと映画は引き継いでいたし。




新しいTVシリーズは、なにをトチ狂ったのかボスレーをイケメンにして、3人のエンジェルたちを無個性なただのセクシー美人にしてしまったから失敗した。



で、このチャーリーズ・エンジェルだが、またもや映画でリブートされるらしい。


このあたりをリブートは、ちゃんと、わかって作ってくれるのか、今からちょっと不安である。


まあ、キャストを見た感じ失敗しそうな予感がするが……。




「オバカで」「ドジッ子」のチャーリーズ・エンジェルに仕上がるよう、今は、ただ祈ります。

星☆☆☆☆