2026年9月17日木曜日

ドラマ 「幸せカナコの殺し屋生活」

 2025年、2026年。




『西野カナコ』(のん)は、広告代理店のOLとして懸命に働いていたのだが、度重なる上司のパワハラに耐えかねて、とうとう退職。

夜の街をトボトボさまようカナコに先日電話をしていた代理店から面接予定の返信がきた。


緊張した面持ちで履歴書を携(たずさ)えて、社長(渡部篤郎)と面接するカナコだが …… でも、この会社、少し様子がおかしいぞ。(他の社員の姿が全く見えない)



「お前分かってるのか?ここの仕事《殺し屋》だぞ」

その言葉に驚き、一瞬でパニックになるカナコ。


無理!無理!無理!無理!カタツムリ🐌!!なんて言葉を発しながらも、なぜか?カナコの肩にはダジャレ妖精?(カタツムリ?)の姿が。(他人には全く見えないが視聴者だけには、カナコと同じように見える謎の生物)


だが社長から提示された高い給料(月給60万円)やら、福利厚生完備などの好条件に「NO!」と言えないカナコは《殺し屋》採用試験までズルズルと ……


社長はいつの間にかカナコの過去を徹底的に調べ上げ、最初のターゲットに前の会社のパワハラ上司を選んでいた。



社長が何か言う間もなく、目標を定めると即座に引き金をひき、正確な射撃で標的に命中させてしまうカナコ。


呆気ない仕事の成功に、社長も一瞬たじろぐ。

(コイツ …… 只者ではないぞ …… 案外《殺し屋》の素質があるのかもしれん …… )と感心する。


こうしてカナコの《殺し屋》生活が始まったわけだが、そこは今まで素人だったゆえ社長もカナコを簡単には信用していない。

先輩殺し屋『桜井』(藤ヶ谷太輔)にカナコを見張らせる。


だが第2の殺しも無事に成功!

人混みの中、ターゲットにそっと近づき、首元を狙い(証拠の残らない謎の毒薬?)突き刺すという高難度の殺しだが、長年ブラック企業で働いてきたカナコの特技は《気配を消す》こと。


つまり、いつでも透明人間なれることだったのだ。



これには無口で無愛想な先輩殺し屋・桜井も驚愕し、一変でカナコの実力を認めてしまう。(無愛想ゆえ直接褒めこそしないが)



天性の才能を開花しはじめたカナコ。


こうして次々と《殺し屋》業をアッケラカンと成功させていくカナコなのだが ……





幸せカナコの殺し屋生活』…… このドラマは地上波ではなくDMM TV配信である。(第1シーズンが全6話)

たまたま全話観れた。(詳しくはここに書けないけど)



最初、いきなりカナコの肩に現れる謎の生物(ダジャレ妖精)やソレと平気な顔をして会話するカナコに戸惑いこそあったものの、それも観ているうちにすぐ慣れた。(『カナコ』ってキャラクターが《不思議ちゃん》って事で理解した)

《↑急に現れる動物が『カワウソ』だったり『カタツムリ』だったり。最初ビックリしたが》



まぁ、このカナコを演じるのが、のん能年玲奈)だからこその説得力なんだろうけどね。(本人も相当な不思議ちゃんである)


それにしても、あの10年前の《独立騒動》から、本名である《能年玲奈》の名前を奪われてもヘコたれず、よくぞここまで頑張ってきたよ。(芸名ではなく《本名》なのに、ソレを人前で使えなくする!って、どんだけブラックな事務所だったんだろ)


まるでアニメ『千と千尋の神隠し』で、湯婆婆に名前を奪われた千尋みたいな扱いをずっと受けてきたのん(能年玲奈)。


それでも腐らず、(たとえ地上波に出れなくても)アニメ『この世界の片隅に』や映画『さかなのこ』などで、地道〜に結果を残してきました。


2025年に公正取引委員会の介入により、やっと『能年玲奈』の名前を取り戻す事ができたのは本当に良かった。(これにより芸能活動でも能年玲奈を名乗る事に全く支障はなくなったそうだ)


明るくて、その上、今やタフさを身につけたのんと、この『西野カナコ』ってキャラクターは観ていて妙に重なってしまう。


この『幸せカナコの殺し屋生活』も《2》が配信されたばかり。


間違いなく彼女の代表作といっていいんじゃないのかな。


※《余談》全く関係ない話だが、最近あの中森明菜が復活した。20年ぶりにコンサートをしたり、Mステにも出演したりしているのを見かけた。


ただMステでは、緊張のあまりマイクを持つ手がガタガタ揺れて、震えが止まらないのだ。(大丈夫かよ、おい)


能年玲奈中森明菜も同じ7月13日生まれなのだ。


この違いは何なんだろう。

余計な話かもしれないが、中森明菜にも能年玲奈と同じような図太さやタフさを、少しでも身につけてほしいと願うばかりである。