2019年 アメリカ。
子供の頃、『モリー』(テッサ・トンプソン)は自宅に紛れ込んできた『タランシアン』(手のひらサイズのエイリアン)をそっと逃がした。
両親の記憶は、ニューラ・ライズ(消去)された。
黒いサングラスと黒いスーツを着込んだM:I:B(メン・イン:ブラック)に。
「あぁ、私もあの人たちみたいに黒いスーツを着て、宇宙人たちと遭遇したい!宇宙の真実が知りたい!」
衛生をハッキングしながら、あらゆる方法でM:I:Bを探す日々。
そして、20年かけてやっと見つけた。
目の前でエイリアン捕獲をしたM:I:Bたちは、車に乗って去っていく。
「あの車を追って!」タクシーに乗り込み、後をつけるモリー。
しばらくして、車はある建物の前で停まった。
黒いスーツの男たちも、その中に消えていく。
(ここが、本拠地?!……)
すでに、黒いスーツを着こんでいたモリーは、自分もM:I:Bに成り済ましながら、澄まし顔で(フフ~ン♪)エレベーターに乗り込んだ。
「侵入者です!侵入者です!」(ヤバっ!)
モリーは簡単に捕まった。
「お願い!私を雇って!20年かけてやっと、あなたたちを探しだしたのよ!」
捕らえられて、記憶を消去をしようとする組織にモリーは、精一杯、懇願した。
そこへ、奥から一人の女性、エージェント『O(オー)』(エマ・トンプソン)の姿が。
「あなたを雇って、私たちに何のメリットがあるの?私たちはリクルートするの」
「私は頭がいい!是非、リクルートして!」(自分で言うかね)
Oは、このモリーに何らかの資質を感じたようだ。
そして、しばらく考えると採用する事にした。(まぁ、名前が同じ『トンプソン』なんだしね。良しとしましょう!)
そして、しばらく考えると採用する事にした。(まぁ、名前が同じ『トンプソン』なんだしね。良しとしましょう!)
訓練期間が終わったモリーは、エージェント『M』の称号を得た。
「ロンドン支部に向かってちょうだい!エージェント『M』!」
特殊な変型する列車に乗り込むと、高速でひとっ飛び!
あっという間にロンドン支部。
キョロキョロ、まるでオノボリさんのようにしている『M』に、
「ようこそ、ロンドン支部へ」
迎え入れたのは、上司でベテランの『ハイT』(リーアム・ニーソン)である。
先輩でチャラい男『H』(クリス・ヘムズワース)もいる。
『メン・イン・ブラック』シリーズのスピンオフである。
あまり評判はよくなかったようだが、私は、まぁ、まぁ、楽しめました。
実は白状すると、この『メン・イン・ブラック』のシリーズを、今まで観ていないせいもあるからかも。
当時も、大々的にヒットしていたが、個人的にウィル・スミスが苦手で、なぜか今日まで観ずじまい。
だから、前シリーズと比較して、「前と比べて『あ~だ!』、『こ~だ!』」言うこともなかったです。
クリス・ヘムズワースは、チャラいイケメンだし、テッサ・トンプソンも可愛げがあるし、中々良いコンビ感をだしていたんじゃないかな?
変型するバイクや、車、特殊な武器たちも楽しい。
リーアム・ニーソンの扱いだけが、やや雑すぎて不満が残るが……。(リーアム・ニーソンの横顔が、歳をとるたびに、どんどん、イースター島のモアイ像に見えてくるのは自分だけだろうか(笑))
星☆☆☆である。
※後、このエイリアン、『ポーニィ』が可愛い!
モリーを『クイーン』と慕い、肩にちょこんと乗る姿や動きは、風の谷のナウシカのテトのよう。
この映画を、途中でやめないで観終わる事ができたのも、おしゃまな『ポーニィ』のお蔭である。
このキャラクターに救われてる部分が、随分大きいかもしれない。