2019年11月16日土曜日

映画 「メン・イン・ブラック:インターナショナル」

2019年 アメリカ。






子供の頃、『モリー』(テッサ・トンプソン)は自宅に紛れ込んできた『タランシアン』(手のひらサイズのエイリアン)をそっと逃がした。


両親の記憶は、ニューラ・ライズ(消去)された。

黒いサングラスと黒いスーツを着込んだM:I:B(メン・イン:ブラック)に。



「あぁ、私もあの人たちみたいに黒いスーツを着て、宇宙人たちと遭遇したい!宇宙の真実が知りたい!」

衛生をハッキングしながら、あらゆる方法でM:I:Bを探す日々。



そして、20年かけてやっと見つけた。


目の前でエイリアン捕獲をしたM:I:Bたちは、車に乗って去っていく。

「あの車を追って!」タクシーに乗り込み、後をつけるモリー。


しばらくして、車はある建物の前で停まった。


黒いスーツの男たちも、その中に消えていく。


(ここが、本拠地?!……)


すでに、黒いスーツを着こんでいたモリーは、自分もM:I:Bに成り済ましながら、澄まし顔で(フフ~ン♪)エレベーターに乗り込んだ。


「侵入者です!侵入者です!」(ヤバっ!)

モリーは簡単に捕まった。




「お願い!私を雇って!20年かけてやっと、あなたたちを探しだしたのよ!」

捕らえられて、記憶を消去をしようとする組織にモリーは、精一杯、懇願した。


そこへ、奥から一人の女性、エージェント『O(オー)』(エマ・トンプソン)の姿が。


「あなたを雇って、私たちに何のメリットがあるの?私たちはリクルートするの」

「私は頭がいい!是非、リクルートして!」(自分で言うかね)


Oは、このモリーに何らかの資質を感じたようだ。

そして、しばらく考えると採用する事にした。(まぁ、名前が同じ『トンプソン』なんだしね。良しとしましょう!)



訓練期間が終わったモリーは、エージェント『M』の称号を得た。


「ロンドン支部に向かってちょうだい!エージェント『M』!」


特殊な変型する列車に乗り込むと、高速でひとっ飛び!


あっという間にロンドン支部。


キョロキョロ、まるでオノボリさんのようにしている『M』に、

「ようこそ、ロンドン支部へ」

迎え入れたのは、上司でベテランの『ハイT』(リーアム・ニーソン)である。



先輩でチャラい男『H』(クリス・ヘムズワース)もいる。


早速、『H』に自分を売り込んで、コンビを組んだ『M』だったが……。




『メン・イン・ブラック』シリーズのスピンオフである。


あまり評判はよくなかったようだが、私は、まぁ、まぁ、楽しめました。


実は白状すると、この『メン・イン・ブラック』のシリーズを、今まで観ていないせいもあるからかも。


当時も、大々的にヒットしていたが、個人的にウィル・スミスが苦手で、なぜか今日まで観ずじまい。

だから、前シリーズと比較して、「前と比べて『あ~だ!』、『こ~だ!』」言うこともなかったです。



クリス・ヘムズワースは、チャラいイケメンだし、テッサ・トンプソンも可愛げがあるし、中々良いコンビ感をだしていたんじゃないかな?


変型するバイクや、車、特殊な武器たちも楽しい。


リーアム・ニーソンの扱いだけが、やや雑すぎて不満が残るが……。(リーアム・ニーソンの横顔が、歳をとるたびに、どんどん、イースター島のモアイ像に見えてくるのは自分だけだろうか(笑))


星☆☆☆である。

※後、このエイリアン、『ポーニィ』が可愛い!


モリーを『クイーン』と慕い、肩にちょこんと乗る姿や動きは、風の谷のナウシカのテトのよう。


この映画を、途中でやめないで観終わる事ができたのも、おしゃまな『ポーニィ』のお蔭である。

このキャラクターに救われてる部分が、随分大きいかもしれない。