2022年7月11日月曜日

よもやま話 「《女優》と《薔薇》」

 



艶やかに咲き乱れる美しい《薔薇》たち✨。


加藤登紀子の歌に

百万本のバラの花を、あなたに、あなたに、あなたにあげるぅ〜」なんてのがあるが、薔薇のお値段って今、一本どれくらいするのかしらん?(それが百万本なら「どんだけ〜!」ってくらい、目の玉が飛び出るくらい高そう〜(ꏿ﹏ꏿ;))


昔から、この《薔薇》には、多くの著名人たちの名前がつけられてきた。


一応、ヨハネ・パウロ二世や俳優のヘンリー・フォンダって名前の薔薇もあるにはあるが …… (ん〜、薔薇の名前にヤロー(男)の名前ってのは、どうもねぇ〜 ………(笑))


ここは、やっぱり、「スクリーンを彩った美しい女優たちの名前の薔薇でしょ!」

って事で、ココにいくつか紹介したいと思う。




《”オードリー・ヘプバーン”》


中心に向かって巻かれていく薄ピンクの花びら。

日本の桜のような色合いでいて上品かつ、気品たっぷり。


オードリーのイメージにピッタリの薔薇である。(本人もバックの花々にも負けない美しさよ)







《”エリザベス・テイラー”》



ショッキング・ピンクで、エリザベス・テイラーのド派手なイメージにピッタリの薔薇。


生涯の華やかな恋愛遍歴(8度の結婚、離婚)、クレオパトラ役などを想像させたりして、妙に《自信満々》って感じにも思えたりする。(命名した人も、やっぱり同じ気持ちなのかなぁ~(笑))








《”イングリッド・バーグマン”》



朱色に赤々と咲き誇るのは《イングリッド・バーグマン》の名のつく薔薇。


墓碑銘には「死ぬまで演技を続けた」と書かれているように、演技に対して人一倍の情熱を傾けていたバーグマンらしい、情熱的な深紅の色である。





他にも、”ソフィア・ローレン”やら”マリリン・モンロー”の名前の薔薇なんかも沢山あったりするが、私が個人的に気に入っているのが、やっぱりコレ。(一番押し)






《”ジーン・ティアニー”》



黄色い薔薇が一番好きってのもあるけど、この薔薇に《ジーン・ティアニー》って名付けた人は、中々のセンスだと思う。


黄色い薔薇の花言葉はネガティブなモノ(薄れゆく愛、嫉妬)などもあるのだが、そんなの気にしない。

《友情》や《美》、《献身》いう、良い意味合いのモノもちゃんとあるのだから。




1940年代に活躍した女優ジーン・ティアニーは、その美しい見た目とは逆に、生涯苦労人だった。(障害児の出産やら家族間の揉め事)


演技にかける情熱は人一倍あるのに、次第にそんなゴタゴタで神経をすり減らし、思うように演技出来なくなっていく。


40代前半には、消えゆくように引退してしまうジーン・ティアニー。


だが、残してくれた映画『ローラ殺人事件』や『幽霊と未亡人』などで、ひたむきに演技に挑むジーン・ティアニーの美しい姿は残されている。



この黄色い薔薇は、その見た目だけで、人の気持ちを和やかにさせてくれる。


《献身》の花言葉は、すなわち《広い包容力》にも思えたりして、私は黄色い薔薇《ジーン・ティアニー》が一番好きかも。




いかがだったかな?



もしかしたら、自分の好きな女優さんの名前の薔薇なんてのも調べてみれば、案外見つかるかもしれませんよ。


珍しく目先を変えて、綺麗にまとめてみた《女優》と《薔薇》のお話でございました。(ど~ぞ、癒やされてくださいまし〜)